米トランプ大統領がFRB議長の後任の早期指名を検討していることが報じられ早期の利下げ観測が強まりました。米新規失業保険申請件数では労働市場の弱さが示され、またFRB高官からも 「関税による物価上昇は一時的」などと利下げをしていくうえでの土台を固めるような(忖度とも思える)発言も出始めており、年内3回の利下げ見通しも浮上しつつあります。米株式はダウ、S&P500は前日から反発、ナスダックは4営業日続伸です。NYダウが前日比404.41ドル高の43386.84ドル、ナスダックは前日比194.362ポイント高の20167.913、S&P500は前日比48.86ポイント高の6141.02。株式市場はリスクオンムードが強まり、本日27日の日本株も上昇。日経平均株価は年初1月27日以来ちょうど5か月ぶりに4万円台を回復しました。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】NY金8月限は前日比4.9ドル高の3348.0ドル。対ユーロにおけるドル安でドル建て金価格は割安感から下支え。しかし今朝からのアジア時間では3320ドル台まで軟調な展開となっています。米利下げ観測は強くなっていますが、現在の金価格には反映されておらず、期末要因からかドル建て価格の弱さが、国内円建て価格にも反映されているようです。OSE金標準先物6月限は前日比180円安の15452円まで大きく値下がりしています。ドル建ての為替換算以上の値下がり幅になっており、週末期末要因の要素が強い印象です。遅行線が5月末実線の横ばい水準(15460~15350円)と交差し、下支えに。【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】 OSE白金標準先物6月限は前日比78円高の6212円(12:32)で推移。今朝の寄り付き直後には6319円(9:11)と直近高値を更新しましたが、上げは続かず反落。6092円(11:00)までマイナス圏に一時下落しましたが再び回復しての現在の動きとなっています。現在OSE白金標準先物では現在、期近が高く期中が安くなってまた期先にかけて高くなる『おかめザヤ』となっています。国内の白金価格は今月初めは先行きに悲観的だった『逆ザヤ』を形成していましたが、リースレートの上昇で期近の押し上げ圧力がかかり、先限価格が5500円に達した6/10に『おかめザヤ』を形成しています。上昇期待が高まり先限に買いが集中するかたちで、このようなサヤ形成になることから『てんぐに買いなし、おかめに売りなし』といった格言がありますが、現在はその通りの展開に。
セミナー 今後の予定
6/28 岡地セミナー(東京)
講師:水上紀行
7/26 岡地セミナー(東京)
講師:YEN蔵
8/2(東京) 講師: ?
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
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