イスラエルのイランへの空爆から、イランが報復攻撃をして中東情勢が緊迫していましたが、 米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)が、「イランがイスラエルとの対立を緩和したい意向を示しており、米国がイスラエルの軍事行動に加わらないことを条件に米国との核協議を再開する用意がある」と報じられ、緊張緩和への期待からホルムズ海峡を海上輸送する原油供給への懸念が後退し原油相場が下落。米株式相場は反発し、また金価格も反落しました。NYダウは前日比317.30ドル高の42515.09ドル、ナスダックは前日比294.387ポイント高の19701.213、S&P500は前日比56.14ポイント高の6033.11。
本日の日銀金融政策決定会合で日銀は政策金利を0.50%で据え置き。2026年4月から国債買い入れの減額幅を圧縮し、毎四半期の減額幅を現在の計画の4000億円程度ずつから2000億円程度ずつに半減させることを決定。新たな国債買い入れの減額計画の期間は27年3月までの1年間。内容は市場予想通りでもあり、日本の長期金利は上昇。ドル円はやや円高の動きとなっています。15:30から植田日銀総裁が会見に臨みます。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】16日のNY金8月限セツルメントは前日比35.7ドル安の3417.3ドルで反落。前日にアジア時間で3476.3ドルまで上昇しましたが、中東情勢の緊迫が後退し、本日の時間外アジア時間帯ではさらに3391.3ドル(12:23)まで値下がり局面がありました。ただ依然としてイスラエル・イランの戦況は注視が必要な状況でもあり、堅調な動きが続いています。円建てのOSE金標準先物4月限は昨日16日に16131円(16日9:27)に史上最高値を更新してから一時15768円(16日22:56)まで反落していますが、本日は15960円(9:35)まで切り返す動きをみせており乱高下しつつも上昇基調の中での推移となっています。明日晩の米FOMCや米トランプ大統領がイラン核協議に向けてどのような動きを見せるかなど先行きが不透明なことが金価格を下支えしている模様。
【NY白金 日足】
セミナー 今後の予定
6/28 岡地セミナー(東京)
講師:水上紀行
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
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