2021年5月21日金曜日

金 NY総取組は増加傾向

 20日の米株式は4営業日ぶりの反発。朝方発表された5月フィラデルフィア連銀製造業景気指数は予想を下回り低調でしたが前週分の新規失業保険申請件数は市場予想を下回り改善がみられました。また4月景気先行指標総合指数も改善し安心感が広がりました。ただ今週は大きく下げたため、下げ過ぎの反動と言えなくもありません。米長期金利は低下。前日のFOMC議事要旨で参加者の多くが「今後開く会合のある時点でテーパリング議論を始めるのが適切」との認識を示していることが明らかとなりましたが、この日の金利の動きからは材料として消化されたとみられ乏しい動き。

 

【 金標準先物 週足】

NY中心限月6月限は小幅ながら前日比0.4ドル高の1881.9ドルで6日続伸。やや米長期金利が低下する中で対主要通貨でドル安の動きから割安感で買われ、またインフレ懸念も下値を支えているとみられます。21日本日の国内市場は前日比20円安の6555円で終えています。日足では6営業日ぶりの陰線引けでしたが、今週で週足は陽線が3本立っています。一目均衡表の雲を上抜け来週高値追いとなるか、それとも雲上限での下値確認となるか…?来週は米1-3月期GDP改定値の発表や米5年債7年債の入札が控えますが、材料としては翌週の5月雇用統計やISM景気指数などと比較すると重要度が弱く、今週乱高下した暗号資産や米株ARRK銘柄の変動に左右される展開になるかもしれません。


【白金標準先物 週足】

今月一時4447円(5/11)まで夜間立ち合いで上昇したもの、日中で4440円を超える清算値(終値)をつけることができず上値が抑えられているような動き。21日本日は前日比10円安の4220円で終えています。週足では2週続けての陰線引け。ただ一般投資家の買い意欲は依然強く今週の下げ局面ではさらに押し目買いで入った一般投資家の手口は多かったとみられます。安全資産としての需要が回復してきている「金」とは裏腹に株価の低調特にARRK銘柄は下落基調が強くクリーンエネルギー革命を謳って買い進まれた2月の動きが逆に現在抵抗になってしまっているのかもしれません。ただコモディティー全般はインフレ警戒感が今後も高まるとみられます。

 

 

 

 

 

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