おはようございます。
週末の米株式は景気回復期待が高まり主要3指数は揃って上昇。NYダウは前日比297.03ドル高の33800.60ドルで最高値を更新。ナスダックは前日比70.88ポイント高の13900.19。S&P500株価指数も前日比31.63ポイント高の4128.80で史上最高値更新。 米長期金利は小幅に上昇。米卸売物価指数が市場予想を上回る上昇となりインフレ率上昇観測から債券売りが先行しましたが週明けの米国債入札を控え、持ち高調整から買い戻され米10年国債利回りは1.66%。
【金標準先物 日足】
週末のNY金は弱含みの展開。米経済指標(PPI)で景気回復の期待が高まり長期金利が上昇し上値が抑えられ再び1750ドルを割り込みました。NY金中心限月6月限セツルメントは前日比13.4ドル安の1744.8ドル。週明け今朝からの国内日中立ち合いも夜間立ち合いの安値6118円(22:16)を割り込む水準6116円(11:16)をつけています。今晩米3年債・10年債入札、明日晩30年債入札を控え、長期金利の動向が注目されます。無難な入札となれば米長期金利も落ち着いた動きとなり、1750ドルの攻防になるとみています。
【白金標準先物 日足】
出る杭が打たれたような下げとなり3日続落の動きになっています。週末の経済指標(PPI)が市場予想を上回りドルが対主要通貨で上昇。ドルが買われ新興国通貨安の動きとなり南ア通貨ランドも弱含みの動きとなり白金価格を押さえている様子。CFTC建玉明細では金・銀と並び投機筋買い越し枚数が拡大。買戻しが主導でしたが新規買いもみられ上昇基調は維持されるものと考えます。ドル金利を巡り為替相場が動いている印象が強くやや材料難ですが、4017円(3/26)から4378円(4/7)までの上昇の1/2押しが4197.5円であり、この2営業日が踏ん張り切れるかどうか?
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