おはようございます。
昨日米市場はプレジデントデーの祝日のため休場。週末のG7財務相・中央銀行総裁会議を終えイエレン米財務長官は大規模経済対策の必要性を強調。米国での追加経済対策に期待が高まるうえに、世界中で新型コロナウイルスワクチンの普及が進み経済回復のペースが上がるとした見方から資源・資材 ・原油などが時間外取引で上昇。対主要通貨、対新興国通貨でドル安も進み、株価、コモディティー価格を押し上げてきています。
【金標準先物 日足】
他の貴金属や非鉄金属が経済成長期待から上昇。また原油価格は米国の寒波襲来により暖房需要拡大観測もプラスして上昇要因になっています。物価上昇によるインフレ期待値は上昇傾向であり、米長期金利上昇傾向であったとしても金のインフレヘッジニーズが高まります。レンジ内上値を試す展開とみられます。
【 白金標準先物 日足】
昨日に続き、朝の日中立ち合い開始から100円以上の上昇を繰り返しています。Bloombergでも取り上げられている通り2014年10月以来、6年4か月ぶりの1300ドルに到達。金価格との下ザヤ幅も急速に縮小してきています。世界の脱炭素化、自動車のEV化など投資対象としては格好の大義名分を備えており、投機筋の資金流入で流動性の低い市場のため値動きはとても激しくなっています。大相場へ発展中の相場。ただ本日の午前、国内はややドル建て価格よりも割高なところを買い進まれている様子でやや過熱気味。
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