おはようございます。
米株式は3指数下落。前日の米1月小売売上高など経済指標が改善されてきており、楽観ムードが強まってきていましたが、同時に上昇傾向が強まる長期金利に警戒感も広がり利益確定売りに押された様子。NYダウは前日比119.68ドル安の31493.34ドル。ナスダックは前日比100.14ポイント安の13865.36、S&P500種株価指数は前日比17.36ポイント安の3913.97。米長期金利10年国債利回りは1.30%台に上昇。米実質金利も上昇してきたことが株式市場へ警戒感を強めたとみられます。金利上昇は米国だけでなく欧州圏にも広がっている様子。
【金標準先物 日足】
NY金中心限月4月限は5営業日続落の後の小戻しで前日比2.2ドル高の1775.0ドル。国内は本日で3営業日続落で年末年始以来の6000円割れ。今朝の日中立ち合いスタート6046円(8:45)から約50円下げ売り込まれている様子。長期金利上昇が金価格を圧迫しているとみられ、著名投資家バフェット氏が1800ドル以下に昨年6月以降に購入していた金鉱株を売却したとも伝えられ売り材料が重なっています。目先の金利上昇はどうしてもネックになりますが、米イエレン氏が昨日TV番組で討論しているように積極的な財政支出の必要性を強調しています。米政府またFRBは一時的なインフレは容認しているスタンスであり、今後インフレ期待値はさらに上昇していくことを考えると下値は限られるとみています。本日は○○を理由に買い推奨。
【白金標準先物 日足】
連日の高値更新の勢いが止まり方向感が掴みずらい展開で上下右往左往。買い方売り方手が出しずらく場の気配もやや少ない印象です。大勢では自律反発から業績相場へと移行している段階と捉えています。米1兆9000億ドル規模の追加経済対策法案は月末に成立させる方向で動いており、成立後3月には実際に市場へ給付金などが供給されていきます。更なる上昇の前の小休止と考えます。売り方買い方態勢を整える時間帯。
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