おはようございます。
米株式は4日続伸。NYダウは前日比373.05ドル高の27201.52ドル。コロナ後の高値27580.21ドル(6/8)に迫ります。6/8は米雇用統計が大幅改善したことによりつけた高値で週末の雇用統計の改善期待も高いとみられます。ナスダックは57.23ポイント高の10998.40と史上最高値を3日連続更新。米追加支援策の協議進展とワクチン開発への期待が相場をけん引した模様。
【NY金 日足】中心限月12月限セツルメント(清算値)は前日比28.3ドル高の2049.3ドル。高値は日本時間23:35の2057.6ドル。昨晩発表の大幅改善が予想されていた米ADP全国雇用者数では前月比16万人増にとどまり景気回復期待に水を差す内容で一時反落の動きとなりましたが、その後、切り返し米ISM非製造業景気指数は58.1と前月からの改善した内容を受け高値をつけています。夕方にパンデミック緊急長期リファイナンスオペ(PELTRO)が実施されたことでユーロ高ドル安の動きとなったことも押し上げ要因。米追加支援策協議の進展を見ながら米雇用統計(8/7)に向け売買交錯の展開か?
【金標準先物 日足】夜間立ち合いでも騰勢を強め日中立ち合い終値6880円から窓を空けて6915円からスタート。米ADP発表後の6894円(21:56)が安値となり6968円(23:35)が高値で夜間立ち合い終了までは6950~6900円でのレンジの動きとなりました。本日朝の寄付きは6919円でスタートしやや堅調地合いで10:08現在6930円前後で推移しています。昨晩達した6950円は3月の急落幅の倍返しの水準となり市場参加者の意識される水準ですがNYでは同じく3月下落幅の倍返しは1957.7ドルですでにそれを大きく上回っています。投機筋の売買により荒い値動きとなっており相対力指数では9日RSIが94.3%、14日RSIが89.4%と高い水準にありますがきっかけとなる相場材料がないとなかなか大きな反落にはつながらず下げも一時的にとどまっている展開が続いています。ただここは高値圏として高値を追いつつ警戒しながら見ていかざるを得ず。
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