昨晩は下院歳入委員会の公聴会で米通商代表部(USTR)のライトハザー代表が出席。「中国による追加購入だけでは不十分」とあくまで中国に対しては構造的な転換を求めている姿勢が明らかとなりました。米中協議への楽観的な見方は後退。またインドとパキスタンの軍事緊張も地政学リスクを意識させ株式市場にはマイナス要因。米株式は続落となりNYダウは前日比72.82ドル安の25985.16ドル。ドル円は昨日夕方パキスタンがインド空軍機を撃墜したことで軍事的緊張から地政学リスクによる円買いが進みましたが、その後は米長期金利の上昇を背景に切り返し円安ドル高の動きで111円台も回復。米長期金利は翌日の米GDP発表を控えて持ち高調整による売りが先行した模様で金利は上昇。米10年国債利回りは2.69%。
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