商品先物取引　「切り札をさがせ」: トランプ政権に不透明感

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おはようございます。

前日のトランプ氏記者会見の失望感が続き米株式は反落。NYダウは前日比63.28ドル安の19891.00ドル。ナスダックも8日ぶりに反落し、16.16ﾎﾟｲﾝﾄ安の5547.49。ドル円は113円台まで触れていましたが、切り返し114円台後半。記者会見でもややドル高けん制と思われる貿易不均衡国への言及もありましたが、来週20日の就任式で具体的に為替について言及があるかどうか、警戒が持たれています。米長期金利は年末からの買戻しが続いており、米10年国債利回りは2.36％に小幅低下。

【NY金　日足】

1200ドル到達。小刻みに1210、1220、1230ドルとポイントになる可能性もあり一気に駆け上るのは難しいと思われます。今週は1200ドルをいじできるかどうか。ETF残高はまだ増加に転じていません。予想レンジは1210～1182ドル。

【東京金　日足】

上昇にも少しブレーキがかかってきたでしょうか。NYは引き続き堅調な展開が予想されますが記者会見後のドル円の動きはトランプ氏への警戒感のあらわれとも言えます。来週20日の就任式はまた期待感も強まることが予想されますので、就任式までの一週間は円高を警戒。予想レンジは4435～4350円変わらず。

【東京白金　日足】

第一波3091円（10/24）～3412円（11/9）が321円、第二波3206円（11/15）～3519円（12/19）が313円、現在第三波3391円（12/30）～3649円（1/12）が258円。日柄、上げ幅からいけば上昇余地はまだ残してる状態。ここで「金」がもう一段の伸びを見せれば可能性は高くなりますが、「金」の上昇の勢いが無くなると「白金」単独での上昇は難しいと考えます。乖離が大きく一押しを想定。予想レンジは3660～3510円。

【東京ドバイ原油　日足】

サウジアラビアが減産を表明したのに続き、ロシアも減産をスタートさせたことを表明。中国の輸入量が増加する見通しも強材料。しかし、ファンドポジションから考えると持ち高調整の可能性も高く、上昇は一筋縄ではいかないと判断しています。予想レンジは40200～38400円。

【東京ゴム　日足】

大台300円を達成。勢いとどまることなし。ついていけません。

【東京とうもろこし　日足】

【米農務省需給報告】

1/1現在	2016/17年度		2015/16年度
発表日	1/12	12/9	1/12	12/9
作付面積	94.0	94.5	88.0	88.0
収穫面積	86.7	86.8	80.8	80.7
イールド	174.6	175.3	168.4.	168.4
期初在庫	1,737	1,738	1,731	1,731
生産高	15,148	15,226	13,602	13,601
輸入	55	50	67	67
総供給	16,940	17,013	15,401	15,400
飼料・その他	5,600	5,650	5,131	5,130
食品・種子・工業	6,760	6,735	6,635	6,535
エタノール・副産物	5,325	5,300	5,206	5,206
国内消費	12,360	12,385	11,766	11,764
輸出	2,225	2,225	1,898	1,898
総消費	14,585	14,610	13,664	13,662
期末在庫	2,355	2,403	1,737	1,738
在庫率	16.1	16.4	12.7	12.7
農家手取価格	310-370	305-365	361	361

世界コーン期末在庫見通し

　　　　　　　　 1月発表　　　　　　　予想平均（予想レンジ）　　　　前月見通し　　
　2016/17　   220.98百万トン　　 221.9百万トン（218.0-225.0百万トン）　　222.3百万トン

米農務省四半期在庫（１２月１日現在）報告

　　　　　　　　1月発表　　　　　予想平均（予想レンジ）　　　　　　　前年同月
　コーン　    123.84億bus      123.58億bus（117.06-125.40億bus）　　112.38億bus

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