おはようございます。
昨晩は、ドイツ経済指標の内容により、ユーロ利下げ観測が後退。更に米金融緩和策の
長期化を期待する見方が再び浮上し、NYダウは反騰し、一週間ぶりに最高値を更新しました。
金もドル安ユーロ高、金融緩和縮小観測後退により反発。
また、CFTC建玉明細(10/29現在)が発表されています。これで、遅れを取り戻し
今週末の発表から通常ペースになります。
10月29日現在 ロング ショート ネット
CME円先物 17,483 79,878 -62,395
NY金 153,409 53,173 100,236
NY銀 36,674 18,225 18,449
NY白金 39,995 7,908 32,087
NYパラジウム 29,079 2,857 23,493
NY原油 422,864 120,648 302,216
CBOTコーン 357,962 493,216 -135,254
CBOT大豆 181,772 51,803 129,969
特に変化が顕著なのは「金」です。2週前10/15現在から約4万枚の買い越し残が増えて
います。10/15安値1,251ドルから10/28高値1361.8ドルまでの上昇は、まさしくファンドの
押し上げによることがこの推移から分かります。また今回の上昇では単なる買戻しではなく、
約2万枚の買戻しと約2万枚の新規買い建てでの買い越し増加です。
先月の雇用統計のサプライズな内容により、金融緩和縮小への道のりが一段と先延ばしと
なり、年内緩和縮小を見込んでいたファンドなどは方向転換しなければならなくなっています。
やはり、今からはファンドのポジションが徐々に買い越し増加傾向に傾いていくと考えますが、
そうなると目先は10/28高値1,361.8ドル越えが目標となります。
この流れが今後続くかどうかに注目ですので、今週末の発表は目が離せません。
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