11月21日ブルームバーグよると、米ゴールドマン・サックス・グループは、鉄鉱石や金、大豆、銅の価格が来年、少なくとも15%下落する可能性が高いとの見方を示した。米国の経済成長が加速しても商品市場の下落リスクが高まるためとしている。
ジェフリー・カリー氏らゴールドマンのアナリストは20日、同行の来年の市場テーマトップ10と題したリポートで、鉄鉱石価格の下落リスクが最も高く、供給の増加リスクも高いと予想。下押し圧力の大半は2014年後半に顕在化するとの見通しを示した。
ゴールドマンは、鉄鉱石や金、大豆、銅の価格について、大幅に下落すると予測。これにより、オーストラリア・ドルや南アフリカ共和国のランドなど生産国の通貨が軟化する可能性があると指摘した。
アナリストらは「当行は昨年、商品市場についての見方を継続的に変えてきたが、最終的に価格下落リスクを予想している。価格に極めて強い圧力がかかる局面に対して供給が反応する影響が続くだろう」と述べた。
リポートは金相場が来年末までに1オンス当たり1050ドルに下落すると予想。
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