2010年11月8日月曜日

米国雇用統計とは

【失業率とは】⇒労働力人口のうち失業者の占める割合


 失業者÷労働力人口×100で定義されています。

 なお、失業者数は16歳以上の男女が調査対象となるが、軍隊従事者や刑務所の服役者、労働意志のない者(4週間以内に求職活動をしていない人)は含まれません。

 ということは、過去4週間以内に求職活動を行ったものは失業者に含まれるが、長期化する失業状態が続くなか、諦めてパートやアルバイトで食いつないでいる人がたくさんいる。

 また、米国では貧しい移民の中には、15歳からすでに労働者になろうとする者(ヒスパニック系など)もたくさんいる。その者たちは失業者としてカウントされていない。

 米国雇用統計での数字は、メディア発表は四捨五入されて発表される。

・ 9月失業率⇒9.58%

・10月失業率⇒9.64%

 これでも、発表時には同じ9.6%

 また、長期失業者(27週以上の完全失業状態)が完全失業状態の4割を占めるとか。就職を諦め、生きていくためにパートやアルバイト急増。企業側も人件費削減で助かる。

 NYダウの史上最高値が14000ドル。リーマンショックで6500ドル。現在11400ドル。史上最高値からリーマンショック安値の中間値(10250ドル)以上にあるのにも関わらず、なぜ更なる金融緩和?ダウの数字だけ見れば、バーナンキ大成功となるはず。

 それでも、追加せざるを得ない理由があるからぶち込むのである。その理由とは・・・。

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