おはようございます。
米株式は米長期金利上昇を重しに下落。前日20000台まで最高値を更新していたナスダックは利益確定売りに押され、NYダウも続落。NYダウが前日比234.44ドル安の43914.12ドル、ナスダックは前日比132.053ポイント安の19902.841、S&P500は前日比32.94ポイント安の6051.25。米11月生産者物価指数(PPI)は市場予想を上回りインフレ再燃への警戒が強まったようです。ドル円は1ドル152円台後半。日銀の利上げが見送られるとの見方が強く、日米金利差からドル買い円売りが続いています。また欧州(ECB)は0.25%の利下げを決定しました。9月・10月・12月と3会合連続となり今年4回目の利下げとなります。ECBの最新予測は脆弱な背景を反映し来年の経済成長とインフレの見通しが下方修正されました。ラガルド総裁は成長へのリスクは依然として下方に傾いていると述べ、ユーロ圏経済の勢いが弱まっていることを指摘しています。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】NY金2月限は前日比47.3ドル安の2709.4ドルのセツルメントで終了。米長期金利上昇、米ドル高が重しとなり5日ぶりの反落となりました。NY金2月限が安値2696.7ドル(00:51)まで下げる場面でOSE金標準先物10月限は夜間取引で一時、前日比229円安の13156円(00:44)まで反落しましたが、ドル建て価格が持ち直すと同じく下げ一巡。今朝は前日比150円安の13235円(8:45)で寄り付き午前中には13318円(10:32)まで一時反発。11:45現在は13283円で推移しており、上下幅が大きくブレています。NYでは前日の11日に495,400枚まで総取組高が急増しており資金流入の兆候が見受けられますが、期末の利益確定売りも出やすく乱高下が激しくなっているようです。ただ12月の米国利下げはほぼ確実視され、また欧州や中国など世界的には金利引き下げムードのなか、金需要の拡大見通しは引き続き強まるものと考えます。
【NY白金 日足】
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2025年1月25日(土)東京
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