金 米ウクライナ首脳会談決裂

おはようございます。

週末2/28の米株式は反発。米PCEデフレータは市場予想通り鈍化してインフレ再燃への懸念が和らぎ追加利下げへの期待も高まりこれを好感。エヌビディア株も持ち直し幅広く買い戻されました。NYダウは前日比601.41ドル高の43840.91ドルで3日ぶりの反発、ナスダックは前日比302.861ﾎﾟｲﾝﾄ高の18847.279、S＆P500は前日比92.93ﾎﾟｲﾝﾄ高の5954.50。ドル円は1ドル150円台後半へとドル買い円売りが加速。ドル円は投機筋のドル売り円買いポジションの偏りを警戒したポジション整理による巻き戻しとの見方が強い様子。米商品先物取引委員会（CFTC）が発表した25日現在の建玉報告ではCMEドル円の投機筋ポジションは95,980枚のドル売り円買いポジションとなっていて過去最大の円の買い越し。

［CFTC建玉明細～ドル円～］

【ドル円　日足】

ドルの反発でMACDがゴールデンクロス。

［CFTC建玉明細～ＮY金～］

【NY金　日足】

【OSE金標準先物　日足】

週末のNY金4月限は前日比47.4ドル安の2848.5ドルで2日続落。OSE金標準先物2月限は夜間取引で前日比12円高の13917円で終了。ただ米ウクライナ首脳会談が決裂し共同会見も取りやめになったことが伝えられ地政学リスクが高まり、今朝の日本時間開始ではドル建て金価格が30～40ドル反発。本日の日中取引寄付きは前日比123円高の14028円と大きく上昇しスタートしています。先週高値2974.0ドル（2/24）から安値2844.1ドル（2/28）まで5営業日で約130ドル急落した相場はポジション調整の色合いも強かったとみられ大幅に買い戻されています。国内OSE金標準先物も6営業日続落してきたことから買戻し優勢の展開となりそう…。

［CFTC建玉明細～NY白金～］

【NY白金　日足】

【OSE白金標準先物　日足】

NY白金4月限は19.8ドル安の937.9ドルで週末を終え、OSE白金標準先物2月限も前日比3円安の4480円で週末夜間取引を終えていました。今朝は時間外でのドル建て価格の反発により前日比28円高の4511円で日中取引を寄付きスタートしています。前週までの続落も一巡し買い戻されるかどうか？

 

 

 

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