2015年7月9日木曜日

引き続き注目は中国市場

おはようございます。
梅雨空が続いています。台風の影響もあるようですが、青空が恋しいです。

昨日の中国市場の株安はNYに入っても影響を与えNY株式は反落。NYダウは-261.49ドルの17515.42ドルで引け。またNY証券取引所でシステム障害が起こり約3時間半取引が停止となって不安感に駆られた模様です。ドル円は円買いが進み120円30銭台まで進んでいます。米債券への資金流入から長期金利が低下。米10年物国債利回りは2.19%。

未明に好評されたFOMC議事録要旨はハト派的な内容。利上げには裏付けとなる経済指標のデータが必要など、慎重な姿勢が明らかになっています。
欧州ではギリシャ支援協議が再開され、ギリシャはESM(欧州安定機構)に3年間の融資を要請し新たに財政改革案を今日9日にも提出する方針です。

【NY金 日足】
 中国ショックで貴金属、非鉄金属が売られましたが、そのなかでも「金」はまだ下げ幅は限られているようです。反発力はそれほど強くないと考えられますが、投機玉取組から見ても1150ドル近辺ではショートポジションが一時的に溜まってそのショートカバーにより値を戻すというパターンが繰り返されています。目先は下値は深くなく一時的な反発はあると考えています。

【東京金 日足】
昨日は出来高58128枚で取組は約3000枚の減少で94994枚。フロアポジションは多く買いが見られ買い越しを増加させています。貴金属のなかでは一番安定感があります。

【東京白金 日足】
こちらも昨日は大商い。出来高は54698枚で取組は2000枚弱減少して85984枚。フロアポジションはほとんど変わっておらず大幅買い越しのまま。多くの方が苦しめられており、そこに輪をかけて今日の夜間取引から証拠金は引き上げられます。投げざるを得ない買い方が撤退するかたわら新たな買い方が参入してきています。

【東京原油 日足】
他商品よりも先行して崩れていたことから一旦落ち着くか・・・。EIAの週間原油在庫は40万バレルの増加となり予想の70万バレル減少に反した内容。イランとの核協議の行方を見守っているところのようですが、今のところ建玉は見送っています。

【東京とうもろこし 日足】
昨日のファンド機関店の手口は差引約250枚の買い。これで投機売りポジションの解消はほぼ終了したと思われます。この買い圧力が出なくなると買い手不在から一旦調整安の動きになることが予想され、「売り」を考えています。米農務省需給報告は10日(金)の晩です。

◆◇◆ 産地天候 ◆◇◆


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