昨晩23日の米株式は反発。30日に米中首脳会談が行われるとの報道で米中対立の緊張緩和が期待され株式は上昇。NYダウが前日比144.20ドル高の46734.61ドル、ナスダックは前日比201.402ポイント高の22941.798、S&P500は39.04ポイント高の6738.44。本日の日本株、日経平均株価も米中対立が和らぐとして、過度な懸念が後退し前日比658円04銭高の49299円65銭で取引を終えました。
ドル円は高市首相、片山財務相の積極財政への姿勢からドル買い円売りが進みやすい環境。本日の高市首相の所信表明演説においても積極財政を表明しており財政悪化懸念から円売りが進み1ドル153円台を演説後につけています。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】本日24日のOSE金標準先物8月限は前日比72円高の20522円で取引を終えました。昨日からのドル建て価格からの円換算値では前日比マイナスの計算となりますが、国内市場の先限では日中買いが先行し、スポット市場、他限月からもやや割高水準での推移となった様子。一日の出来高が約23000枚と非常に少なく、特に先限8月限で22000枚出来ており、他限月での売買は極めて少なく、やや歪な一日の値動きでした。今晩は米9月CPIの発表が予定されています。政府機関が閉鎖し発表が延期されていたため、注目度は高いですが、来週の米FOMCの追加利下げ実施を覆す内容にはならないとの見方が市場のコンセンサスですが、予想以上にインフレ率上昇が示された場合には、株価などへの影響も考えられるため注目です。また30日の米中首脳会談実施の前に、米中通商交渉が週末おこなわれますので、週明けへの影響も懸念されます。
OSE金の先行きについては大勢での見方は変わりませんが、急騰急落後の相場だけに取り組み内容に後遺症が残っている印象。本日も換算のズレが起きたり、また委託者証拠金額も上昇したため市場参加者が減少している点も目先、相場を乱高下させる要因となっています。
【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】 本日のOSE白金標準先物8月限は前日比6円安の7277円で取引を終えました。目先の需要拡大要因として、中国が国有白金業者大手に対するこれまでの税還付優遇を段階的に廃止し、新規参入業者に市場開放する方針が伝えられています。これまで白金輸入を独占してきた大手に対しても付加価値税(VAT)14%の徴収を11/1から実施することとなり、それまでに駆け込み需要が期待されるとの見通しから相場が切り返しているとの指摘があります。
セミナー 今後の予定
11/1(東京) 講師:三世一目山人(細田哲生)
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
9/20(東京) 講師:エミン・ユルマズ
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
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