※この週末、日本は3連休。11/3(月)文化の日 にはOSE祝日取引がおこなわれます。
30日の米株式はナスダックが反落。IT大手の四半期決算において過剰な設備投資に警戒感が強まりAI関連銘柄で売りが膨らみました。ナスダックは前日比377.329ポイント安の23581.144と6営業日ぶりに反落。NYダウは前日比109.88ドル安の47522.12ドルで2日続落、S&P500も前日比68.25ポイント安の6822.34で2日続落でした。米株安を受けてスタートした日本株でしたが、国内の日経平均株価は買いが先行。NY取引時間終了後に発表されたアップルの四半期決算発表され、新型iphoneの年末商戦に同社の強気の見通しが好感され、時間外でアップル株が4%上昇。また植田日銀総裁の会見から早期利上げ観測が後退していることで円安も進み、輸出関連株で幅広く買いが膨らみ、本日31日月末の日経平均株価は前日比1085円73銭高の52411円34銭と過去最高値を更新し初の52000円台乗せとなりました。
ドル円は過度な円安は警戒感が強まるものの、植田日銀総裁が今後の政策判断について「来年の春季労使交渉(春闘)を確認したい」と述べたことが日本の利上げ観測後退の要因となっています。本日夕方に入り、ドル円は1ドル154.41円(17:19)まで円安が進んでいます。
本日31日のOSE金標準先物10月限は前日比417円高の20250円で日中取引を終えました。昨晩のNY金12月限が前日比15.2ドル高の4015.9ドルと2日続伸し、昨晩の夜間立ち合いから上げ足を強めました。SPDR金ETF残高はNY金が最高値をつけた10/20以来、8営業日ぶりに前日比で増加し、資金流出の動きが落ち着いたように見られますが、金価格のボラティリティーが高くなっている故、今後の価格動向」に左右されるかもしれません。今回の急騰急落のきっかけとなった米中対立については米トランプ大統領と中国習近平国家主席との米中首脳会談の実現で中国側のレアアース輸出規制が1年延期され、一時的に米中対立が緩和されましたが、レアアースの主導権はいまだ中国側がカギを握っているのが実情。今後一段とレアアースの供給確保をめぐる競争は世界的に広がることは避けられず、また主要7カ国(G7)は近く、『重要鉱物』の協調体制を発表する見通しで中国の独占が長く続くとは限りません。しかし、「金」に限定されず、『重要鉱物』の供給確保のため、世界中の鉱山の囲い込みへの動きは続くとみられ、価格が下落を辿っていく状況には当面なりにくいと考えられます。
【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】31日のOSE白金標準先物10月限は前日比239円高の7529円と3日続伸。「金」価格急落の影響は受けたものの、堅調に価格が押し上げられている印象。取組内容から投機的な動きが鈍いとみられますが、やはり今後、世界中の鉱山の囲い込みが考えられる環境で、世界的に産出地域が限られる「白金」はレアアースに近い希少性があるといえます。「銅」や「銀」などの産業用貴金属、非鉄金属も上昇の傾向が強く、今後も上昇が見込まれると考えます。
セミナー 今後の予定
11/1(東京) 講師:三世一目山人(細田哲生)
過去開催の相場セミナー
(動画視聴をご希望の方は岡地メール会員にお申込みください)
【2025年】
10/18(東京) 講師:水上紀行
9/20(東京) 講師:エミン・ユルマズ
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
 1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
 7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
お電話でのご相談は 0120-988-528
備考欄に「切り札をさがせ」とコメントを添えてお申込みください











 
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