昨晩の米市場はレーバーデーのため休場。
本日2日午前の東京株式市場は円安が追い風となり日経平均株価は一時300円近くまで上昇。ドル円相場は1ドル147.70円(12:35)までの円安ドル高水準。昨日の欧州市場でフランスの政局不安からフランスやドイツなど欧州各国の国債が売られ欧州金利が上昇。米金利も追随する形で上昇し、日米金利差拡大の観測も円安の要因となった模様。また日銀氷見野副総裁が本日午前に道東地域金融経済懇談会にでの「経済・物価情勢の改善に応じて政策金利を引き上げ、金融緩和の度合いを調整することになる」とこれまでと大きな変化のない発言が、利上げへの『タカ派』的な言及を期待していた市場の失望を誘ったようです。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】昨晩のNY金は本セッションが休場。ただ時間外(今朝の日本時間)でNY金12月限が3534.1ドル(8/8)を上抜け、つなぎ足での過去最高値を更新しています。円建てのOSE金標準先物8月限は16614円(8:45)で日中取引が寄付き、円安、海外高を受けて一時前日比166円高の16785円(10:47)まで171円/g上昇。正午過ぎには16718円まで中弛みしましたが、13時を過ぎた現在は16750円を超えてきて再び騰勢を強めつつあります。本日の日本経済新聞ではFRBへの信認低下が金価格上昇の要因と指摘。現在、米9月FOMC(9/17)にて利下げ予想がコンセンサスとなっていますが、そもそも現在の米国インフレ率はFRBのインフレ目標を超えている状況で、仮にFRBが利下げを実施すると更なる物価高を招き、個人消費の低下、米国景気が停滞するリスクを伴います。米大統領が中央銀行であるFRBに圧力をかけ介入することがドルの基軸通貨としての信認を低下させ、一段とドル離れが世界的に進む可能性を市場は先読みし、金市場へのマネー流入に繋がっています。
【NY白金 日足】
セミナー 今後の予定
9/20(土)(東京)講師:エミン・ユルマズ
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【2025年】
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
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