本日14日の東京株式市場では日経平均株価は7日ぶりに反落し、前日比625.41円 安の42649.26円で取引を終えました。米トランプ政権による世界各国への相互関税の上乗せにおいて、日本の関税率が比較的低いと見られていることがここのところ日本株が注目されてきた要因。米市場は米国の早期利下げ観測が強まり2日続伸でナスダック・S&P500が最高値を更新する基調のなか、本日の東京市場では短期的な過熱感も強まり利益確定売りに押された様子。米ベッセント財務長官の早期利下げを容認する発言を受けてドル円でドル安円高が進んだことも売りの一因となったようです。また米ベッセント財務長官は日本の金融政策についても「日本はインフレ問題を抱えており、日銀は後手に回っている」とドル安円高を誘導を意図しているような発言もしており、ドル円市場では日米金利差縮小が意識されています。ドル円は18:00現在1ドル146.50円付近での推移。
9月の米FOMC(9/17)に向けて来週21~23日に開催されるカンザスシティ連銀主催経済シンポジウム(ジャクソンホール会議)でのパウエルFRB議長や植田日銀総裁の発言が注目されます。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】米税関・国境取締局(CBP)が先週、重量1キログラムと100オンスの金地金は関税の適用対象に含まれると明示し、先週末にNY金12月限は過去最高値となる3534.1ドル(8/8)まで大幅に上昇していましたが、トランプ米大統領が11日、金輸入に関税をかけることはないと明言し、関税を懸念する上昇分は打ち消される形で週明けには反落しましたが、米利下げ観測が強まり、ドル安を背景に下値も限定的な値動きになっています。円建てのOSE金標準先物6月限は今週、円高の動きも重なり3日続落となり本日14日の終値は前日比140円安の15947円と7/31以来の16000円割れとなりました。ただSPDRを代表とする金ETF市場では現在でも最大規模を拡大し続けており、米国早期利下げに向けて今後一段と金市場への資金流入は増加するとみられます。15日の米トランプ大統領と露プーチン大統領の会談も注目されていますが、金市場への影響は限定的と思われます。
【NY白金 日足】
8月30日に日本取引所グループ主催のInvestor & Trader EXPO 先物・オプション36周年記念イベントが開催され、弊社も協賛・ブース出展します。
セミナー 今後の予定
9/20(土)岡地セミナー(東京)
講師:決定済 公開までお待ちください
10/18(土)岡地セミナー(東京)
講師:決定済 公開までお待ちください
過去開催の相場セミナー
(動画視聴をご希望の方は岡地メール会員にお申込みください)
【2025年】
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
お電話でのご相談は 0120-988-528
備考欄に「切り札をさがせ」とコメントを添えてお申込みください
0 件のコメント:
コメントを投稿