おはようございます。
米株式はダウが3日ぶりの反落し前日比188.04ドル安の43433.12ドル。トランプ大統領がEUに対して関税を課す考えを示し景気への影響が警戒され売りが広がりました。4日続落していたナスダックはエヌビディアの決算への期待もあり買戻しで反発し、前日比48.877ポイント高の19075.263。S&P500は前日比0.81ポイント高の5956.06。取引終了後に発表されたエヌビディア(NVDA)の第4四半期決算は1株当たりの利益が予想を上回りました。第1四半期の売り上げ見通しも予想を上回り、時間外で一時4%高まで上昇するも、粗利益見通しは予想を下振れし売り買いが交錯しています。米債券市場では買いが進んでおり米長期金利は10年債利回りが4.26%に低下。FRBの利下げ予想も年1回から2回、さらに来年1回との見通しが強くなっておりインフレへの警戒よりも景気後退への警戒が増しています。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】NY金4月限は前日比11.8ドル高の2930.6ドルと売り一巡後に反発。前日の安値(2897.0ドル)は2900ドルを下回る場面もありましたが、昨晩の安値は2903.3ドルと2900ドル台を維持。明日28日にPCEデフレータの発表がありインフレ鈍化が予想されていますが、市場は主に米経済の低迷がクローズアップされており、安全資産として米国債が買われ米長期金利が低下傾向にあります。米追加利下げ観測も再燃してきており、今後の下支え要因になるとみられます。一方、ドル安円高に押され国内の円建て金価格はOSE金標準先物2月限が前日比7円安の14083円で昨晩の夜間取引を終えています。エヌビディア決算で一時買われた株価もまた下振れしており、株安の流れからやや円高で下振れる気配。ドル円の円高に押され日中取引は14000円台での攻防になりそうか…?日足チャートでは一目均衡表基準線で下支えられており、下値を固める動きになると予想します。
【NY白金 日足】
【 OSE白金標準先物 日足】NY白金4月限は前日比7.2ドル高の976.6ドルで小反発。OSE白金標準先物2月限は前日比23円高の4525円で夜間取引を終えています。鉄鋼、アルミに続き、銅も関税の対象に検討されており需要減退、景気後退への警戒が強まりコモディティ価格の圧迫要因となっている模様。円高も下押し要因となっていますが、4500円はここ1年のコアレンジ(4800~4500円)の下限領域。極度の円高がない限り、下値は限定的とみています。
セミナー 今後の予定
4/5 岡地セミナー(東京)
講師:池水雄一・大橋ひろこ
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
1/25岡地セミナー(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19岡地セミナー(東京) 講師:水上紀行
9/21岡地セミナー(東京) 講師:三次理加
9/7岡地セミナー(東京) 講師:高野やすのり
7/20岡地セミナー(東京) 講師:三世一目山人
7/6岡地セミナー(東京) 講師:YEN蔵
4/6岡地セミナー(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
お電話でのご相談は 0120-988-528
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