2013年9月24日火曜日

イランと6カ国が、外相級会合

[国連 23日 ロイター] - 欧州連合(EU)のアシュトン外交安全保障上級代表は23日、国連安全保障理事会の常任理事国にドイツを加えた6カ国とイランが26日に外相級会合を開き、イランの核問題について協議すると明らかにした。


イランのザリフ外相との会談後に述べた。会合にはケリー米国務長官も出席する。



今回の会合で、1980年から国交を断絶している米国とイランの関係が改善するとの期待が高まっている。8月に就任したロウハニ大統領は、欧米諸国に対してより融和的なアプローチをとるとみられている。



アシュトン上級代表は、今回のニューヨークでの会合は「短い協議」になるとし、6カ国とイランの協議を10月にジュネーブで行うと明らかにした。



米国務長官とイラン外相が協議をしたのは6年以上前。



国務省のサキ報道官は、ロウハニ政権が核問題解決に向け真剣に取り組むならばイランに協力する用意がある、と述べた。



国務省当局者は、今週の会合でイランが新たな提案を示すかに注目している、と述べた。



米政府高官は、オバマ米大統領とイランのロウハニ大統領が会談する可能性もあると述べた。



国連の潘基文(バン・キムン)事務総長は、24日に予定されている昼食会に各国首脳を招待しており、ロウハニ大統領とオバマ大統領が顔を合わせる機会になるかもしれない。オバマ大統領は昨年、この昼食会には出席しなかったが、ホワイトハウスによると今年は出席する予定。



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ロイター配信

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