2010年8月9日月曜日

過去にも

   1972年、旧ソビエト連邦が壊滅的な干ばつに見舞われ、深刻な小麦不足に陥った。ソ連政府は小麦不足を補うために国際市場に飛びつき、米国で手に入る余剰小麦をほぼ全量買い占めた。


 米国政府は何週間も冷戦の敵国による買いに気づかなかったため、後に「大穀物強盗」と呼ばれるようになったソ連の小麦買い占めは、全世界で食料価格高騰の引き金を引いた。

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