2010年6月14日月曜日

お金の居所

    ボストンコンサルティンググループが10日公表した調査(金融資産を100万ドル以上保有する個人を富裕層と定義)によると、世界の富裕層は2009年末に1119万人と1年前から14%増えた。

 首位の米国は15%増の471万人と世界全体の4割強を占める。日本は世界2位の座を維持したが、1%増と主要国で最も低い伸び。3位の中国は31%増の67万人と高い伸び。このほかシンガポール(35%増)や台湾(22%増)など、アジア諸国・地域で富裕層の伸びが目立つ結果となった。

 富裕層は世界の人口の1%未満だが、世界全体の金融資産に占める富裕層保有分の比率は、昨年末が38%と前年同期より2%上昇。

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