2010年1月22日金曜日

国民のため?将来的なアメリカ経済のため?それとも自分のため?

 1月21日オバマ米大統領は金融機関のリスクテークを抑制し、金融危機の再来を防ぐため、機関の規模およびトレーディング活動に制限を設けることを呼びかけた。

 この提案は、特に銀行に対して、自社の利益を追求する自己勘定トレーディングの運営、およびヘッジファンドやプライベートエクイティ(PE、未公開株)投資会社の経営や投資を禁止するもの。さらに金融機関の成長と統合を制限するため、市場シェア10%を上限とする預金規制の対象に預金に基づかない資金調達を加えることを提案した。オバマ大統領は ホワイトハウスで会見し、「金融システムは1年前と比べるとかなり強固になったとは言え、金融機関はまだ破綻の危機に追い込まれた時と同じ規制の下で事業を進めている」と発言。

 <ポイント>

 「自己勘定トレーディング事業をすべての銀行に禁止」

 「銀行はヘッジファンドの所有、投資をしてはダメ」

 「安価なマネーを利用して利益をあげちゃダメ」

0 件のコメント:

コメントを投稿