18日の米株式は続落。IT株の高値警戒感が全般に波及した動きとなりました。NYダウが前日比498.50ドル安の46091.74ドルと4日続落、ナスダックは前日比275.228ポイント安の22432.846で2日続落、S&P500は前日比55.09ポイント安の6617.32で2日続落でした。本日の日本株は昨日の大幅安の後ということもあり下げ幅は限定的で日経平均株価は前日比165円28銭安の48537円70銭で取引を終えました。19日NY株式相場終了後に発表されるエヌビディアの決算を控えポジション調整が重しとなったこと、また日本政府と中国政府の関係悪化が懸念され上値の重たい展開でした。ドル円は昨晩発表されたADP米民間雇用者数は11月1日までの4週間で週平均2,500人減少と労働市場の悪化が示され1ドル155円前半にドル安円高に下振れしたものの、高市政権が策定している経済対策規模が17兆円台の方向で調整されていると伝えられ、財政拡張路線による財政悪化懸念から円が売られ、ドル円は一時1ドル155.72円(03:06)までドル高円安が進む場面がありました。本日の日本時間では1ドル155.40~50円台での推移となっています。
【NVIDIA株 日足】
【ドル円 日足】【NY金 日足】[地域別ETF残高推移(アジア)~WGC~]【OSE金標準先物 日足】本日19日のOSE金標準先物10月限は4日ぶりに反発し、前日比548円高の20831円と高値引けで日中取引を終えました。前日晩の18日NY金12月限セツルメントは前日比8.0ドル安の4066.5ドルと4日続落でしたが、アジア時間でドル建て価格が反発し4080ドル台を回復。また昨晩の安値が3997.4ドル(日本時間18日16:38)と4000ドル割れから反発したこともあって安値拾いで下支えされた値動きとなりました。米政府機関閉鎖の解除の見通しを要因として11/7から上昇した起点が4000ドル割れであったため、「往って来い」の相場であれば4000ドル割れで売りが一巡とも考えられます。WGCから発表されたETF増減(11/14集計)では11月に入り、北アメリカ地域は+4.7トン、欧州地域では+4.9トン、アジア地域では+9.4トンと各地域で資金流入の動きとなっています。特に国別でみると1位米国、2位中国本土、3位スイス、4位日本が運用残高を増加させています。比率でみると1位韓国、2位マレーシア、3位中国本土、4位が日本とアジア地域での資金流入が目立っています。特に中国の金購入はこの民間でのETF増加だけでなく中国人民銀行が12か月連続で保有量を増やしており、金の上昇基調を支えるひとつの大きな要因です。
【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】 本日19日のOSE白金標準先物10月限は前日比192円高の7190円で4日ぶりの反発。株式市場の高値警戒感から投資家心理の冷え込みが値下がりの要因だったとみられますが、貴金属相場全般が切り返しの動きを見せました。今晩FOMC議事要旨が公開されますが、米追加利下げに慎重なFRBの姿勢は織り込み済みか?
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7/6(東京) 講師:YEN蔵
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