19日の米株式は小幅ながらに反発。エヌビディア決算を取引終了後に控える中、前日までの売りが一巡し小幅に反発となりました。NYダウは前日比47.03ドル高の46138.77ドルで5日ぶりに反発。ナスダックは前日比131.383ポイント高の22564.229で3日ぶりの反発。S&P500は前日比24.84ポイント高の6642.16で5日ぶりの反発でした。株式取引終了後に発表されたエヌビディアの決算は市場予想を上回る好調な売上高見通しが示され、人工知能(AI)業界がバブル状態にあるという見方を否定したことで、テクノロジー業界全体に広がっていた懸念を和らげました。8-10月(第3四半期)の売上高は前年同期比62%増の570億ドル、1株利益は1.30ドル(市場予想552億ドル、1.26ドル)で市場を予想を上回り、さらに11-1月(第4四半期)の売上高見通しは約650億ドル(約10兆2000億円)と、アナリスト予想平均の620億ドルを上回る強気の業績見通しが示されました。同社株は引け後の時間外取引で約4%上昇し、本日のアジア時間帯に日本株の上昇にも大きく寄与し、本日20日の日経平均株価は一時50500円を超える水準まで上昇。最終的には前日比1286円24銭高の49823円94銭で取引を終えています。
一方、ドル円は1ドル157円台までドル買い円売りが進みました。米労働省労働統計局(BLS)が米11月雇用統計を12/16に公表すると発表すると、12月FOMC(12/9~10)に間に合わず、追加利下げのためのデータが得られないため、年内の追加利下げは実施されないとの見方が広がりました。またFOMC議事録(04:00公表)でも大半のメンバーが12月追加利下げの必要性を支持していないことが確認され、追加利下げ見通しの低下につながっています。FEDウォッチでは1か月前98%、1週間前50%だった12月の0.25%利下げ予想は30%台に低下。
[FEDウォッチ]
【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】OSE白金標準先物10月限は、本日20日前日比130円高の7320円で日中取引を終えています。レンジ中心水準での値動き。昨日WPICから需給予想が発表され、2025年通年予測では3年連続の大幅な供給不足、不足予想は22トンと示されています。特に自動車需要は過去5年平均を10%上回る伸び、また宝飾品需要は中国の急増で7%増の67トンに達する見込みで、需要増大が見込まれています。ただ関税への懸念が緩和すれば、2026年の需給バランスは改善される可能性が指摘されています。
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