昨晩7日の米株式は反落。米政府機関の閉鎖が長期化する懸念が強まりました。NYダウは前日比91.99ドル安の46602.98ドル、ナスダックは前日比153.305ポイント安の22788.362、S&P500は前日比25.69ポイント安の6714.59。また、NY連銀が発表した1年先の期待インフレ率が3.38%と前月の3.20%から大きく上昇しており、トランプ関税の影響から物価上昇に対する懸念も浮上しています。
為替は対主要通貨でドルが買われています。ドルが強いという見方よりも、ユーロはフランス政局不安でフランス国債が売られ、また円は高市トレードが続き、消去法的にドルが買われるといった印象です。高騰を続けている「金」はドル建てで4000ドル台を突破し、3日続伸。
中国の国慶節は本日8日で終了し明日から連休明け。今晩の米国では米10年債入札(390億ドル)実施、米FOMC議事録(9月16日-17日開催分)公表も予定されています。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】本日8日のOSE金標準先物8月限は前日比589円高の19945円で日中取引を終えました。NY金の上昇とドル高円安のW押し上げ効果が効き大幅上昇。NY金12月限は昨晩のセツルメント4004.4ドルから日本時間中に時間外で4061ドルまで上昇しており、NYの本セッション前にすでに50ドル高超えの上昇を見せています。高市自民党新総裁によって財政拡張が進み、また日銀の利上げ観測が後退しており根強い円の先安観から「円キャリー」が新たな円安圧力になっているとの指摘もあり、円建て価格には大きな押し上げ要因となっています。20000円乗せが目前となり高値警戒感が強いながらも着々と値上がりしています。明日から中国市場が開き、中国勢参入で取引が活発化してくるとみられますが、本日は7万枚以上の出来高となっており、反落調整も警戒域。【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】 本日のOSE白金標準先物8月限は前日比280円高の7780円で日中取引を終了し、過去最高値を更新。本日は円安による影響が強かったとみられますが、「金」や非鉄金属の「銅」の国際価格も上昇しており、必然的に上昇している印象です。ドル建て価格も上昇トレンドを形作っており、「金」からの割安感から中国勢の旺盛な買いが入る可能性も・・・。
セミナー 今後の予定
10/18(東京) 講師:水上紀行
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
9/20(東京) 講師:エミン・ユルマズ
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
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