2026年3月31日火曜日

金 スタグフレーションに備えて

 30日の米金融市場では米国債相場が反発。パウエルFRB議長の発言で、エネルギー価格高騰が直ちにインフレに影響するとの不安が和らぎ、市場では年内利下げ観測が復活し、米長期金利が低下しました。米株式は米国イスラエルとイランの停戦協議の進展へ期待が強まり相場は下支えられましたが、一方では原油高を嫌気し上値を重くしています。NYダウが前日比49.50ドル高の45216.14ドル、ナスダックが153.716ポイント安の20794.640、S&P500は前日比25.13ポイント安の6343.72。

今朝にはドバイ港でクウェート船籍の石油タンカーがイランの攻撃を受け火災が発生し、WTI原油価格が時間外で一時106.86ドルまで上昇。東京株式市場は寄り付きから売り先行の展開となり、日経平均株価は一時1300円超えの大幅な値下がりを見せました。しかし米トランプ大統領が側近にホルムズ封鎖解除されないままでも戦争終わらせる意向を示したことが報道され、反発し、52000円を超え前日比プラス圏に切り返しましたが、その後引けにかけては再び下落し、前日比822円13銭安の51063円72銭で取引を終えました。

【日経225 日足】



【WTI原油 日足】


【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】 
OSE金標準先物2月限は前日比193円高の24165円で日中取引を終えました。米パウエルFRB議長の発言で利上げ観測が和らいだ上、トランプ米大統領がホルムズ海峡が再開されないままでもイランとの戦争を終了してかまわない姿勢だと報じられたことを受けて買いが優勢となりました。今朝にも石油タンカーがイランの攻撃を受け、一時原油価格が上昇する場面もありましたが、金価格は堅調に推移し、原油高に対する反応が変わってきた印象があります。OSE金標準先物2月限では3月急落からの直近戻り高値24303円(3/25)を上抜け24313円まで上昇する場面もありました。240分足チャートで陽転後、徐々に下値を切り上げてきています。

 イラン攻撃開始から1か月が経過し、原油価格高騰によるインフレリスクは中央銀行の金融緩和への期待を急激に低下させ、 金売りを招き、3月の金市場では流動性が著しく低下しました。今後の焦点は戦争のマクロ経済への影響となる可能性があります。 3月の経済および労働市場のデータが低調であれば、スタグフレーションのリスクが高まる可能性があります。スタグフレーション環境では、金は 歴史的に高いリターンをもたらしてきた傾向があり、上昇を見せてきた場合には追随していくところと考えます。

 

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2026年3月30日月曜日

金 実質金利上昇が金の下げ要因に?2022年と2026年の比較

 今週の週明けも、米海軍の強襲揚陸部隊の到着に加え、イエメンの親イラン武装組織フーシ派が戦闘に加わったことで、2カ月目に入った戦争が拡大する可能性に懸念が高まっています。WTI原油は再び100ドルを超える水準で推移しており、東京株式市場も大幅続落で取引が始まり、日経平均株価は前日比2500円安付近での推移。ドル円は週末に1ドル160円台をつけ、今朝には一時1ドル160.46円(07:38)までドル高円安が進みました。米トランプ大統領が「イランの石油を奪いたい」と述べ、ハルグ島を接収する可能性を示唆したことでさらにドル高圧力が強まりました。その後は三村財務官の牽制発言で円買いが広がり160円割れ。160円の大台に乗せたことで、日本の通貨当局によるドル売り円買い介入への警戒感もありますが、ただ今回の円安は、中東情勢を巡る「有事のドル買い」によるドル全面高の様相のため、介入での実弾投入も有効かどうか不透明な環境です。

【ドル円 日足】



【WTI原油 日足】


【NY金 日足】


【OSE金標準先物 日足】
 週明け30日、本日のOSE金標準先物2月限はイエメンの親イラン武装組織フーシ派が再び戦闘に参加したことで、サウジアラビアからアジアに原油が送られる代替ルートの紅海で運行する船舶に対するフーシ派の脅威から原油価格が高騰し、インフレ高止まりへの警戒が強まり、安寄りスタート。23535円と週末夜間立ち合い終了時の23750円から215円値下がりし日中取引が始まりました。原油価格が100ドルを超え、日本株も大幅に下落し、寄り付きから勢いで一時23308円まで値下がりしましたが、その後原油価格の上値も重くなり株価も回復してきたことで、金価格も持ち直し15:00を過ぎた段階で23850円まで安値から500円以上切り返してきました。今晩は日本時間23:30にパウエルFRB議長が討論会に参加するため、FOMC会見と同じように利下げに慎重な姿勢を示すかどうかが注目されます。

イランへの軍事攻撃が開始され、2か月目となりますが、この一か月間、金価格は、イラン紛争の長期化によってインフレが高止まりし政策金利が年内に引き上げられるとの懸念や、金利上昇(実質金利の上昇)が値下がり要因となっています。ロシアがウクライナに侵攻した2022年もインフレ懸念が強まり、実質金利が上昇しドル建て金価格は約8か月間値下がりしています。では2026年今回も同じようになるのか?実際に検証してみると、2022年は紛争開始から実質金利は約3%弱上昇し、NY金価格から420ドル(20.4%)下落しました。しかし、この期間FRBは政策金利をほぼゼロ金利の状態から4%政策金利を引き上げました。 
では2026年これからどうなるか?すでに米政策金利は3.50~3.75%の状態。実質金利はイランへの軍事攻撃開始後、約0.4%上昇し、金価格は5400ドルから一時4100ドルまで約1300ドル値下がりしています。1300ドル値下がりはパーセンテージにすると約24%の値下がり。実質金利は2022年よりも上昇しているわけでもなく、金価格は2022年の20%以上に値下がりしています。こう比較してみると、実質金利上昇による値下がりが要因とすれば現在の値下がりはかなり行き過ぎではないかと考えます。相場は常に材料を先取りしていますので、今後の金利上昇を懸念して売られた状態ですが、今後金利が上昇した場合でも徐々に織り込みつつ価格を持ち直していく展開が予想されます。

 

[米実質金利とNY金価格推移(2022年ロシアのウクライナ侵攻時)] 



[米実質金利とNY金価格推移(2026年米国イスラエルのイラン軍事攻撃時)]

 

 

 

 

 

 

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2026年3月26日木曜日

金 米国停戦案をイラン側拒否

25日の米株式はイランとの戦争終結に向けた米国の外交努力が意識され、中東情勢緊迫化に伴うリスクプレミアムが低下し反発。NYダウが前日比305.43ドル高の46429.49ドル、ナスダックが前日比167.931ポイント高の21929.825、S&P500は前日比35.53ポイント高の6591.90。ただ、イラン側は米国が示した15項目の停戦案を受け入れないと伝わり、上げ幅を縮小しています。イランのブシェール原子力発電所が再び攻撃を受けたとの報道も上値を抑えました。

【ドル円 日足】

【WTI原油 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】
本日26日のOSE金標準先物2月限は前日比263円安の23785円で日中取引を寄り付きました。NY時間外のドル建て価格水準は4512ドル付近で推移しています。 

米ニューヨーク・タイムズ紙が24日、トランプ政権がイランに15項目の停戦計画を提示したと報じました。イスラエルのメディアも米国が停戦計画を協議するため、1か月の休戦を求めていると報じています。しかしイラン国営プレスTVによると、イランは戦争終結に向けてトランプ大統領による決定は容認せず、自らの判断で決めると主張。ホルムズ海峡に対するイランの主権的権利の行使に関する国際的な承認などを含め、以下の5つの条件を示しました。

  • 敵による「攻撃および暗殺」の完全停止
  • イランに対して戦争が再び強いられないことを保証する具体的なメカニズムの確立
  • 戦争被害に対する賠償および補償の明確で確実な支払い
  • 地域全体におけるすべての戦線および関与するすべての抵抗勢力を含めた戦争の終結
  • ホルムズ海峡に対するイランの主権的権利の行使に関する国際的な承認と保証

  • 今だ先行き不透明の展開ですが、最終的には米国の緊張緩和への転換にイランがどう対応するかがポイントか?

     

     

     

     

     

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    2026年3月25日水曜日

    金 中東情勢緩和に向けた動き

    昨晩24日の米株式は反落。イランとの紛争が長期化する懸念から上値の重い展開が続いていますが、一部では中東情勢緩和に向けた報道もあり、停戦交渉への期待も下支えとなりました。NYダウは前日比84.41ドル安の46124.06ドル、ナスダックは前日比184.865ポイント安の21761.894、S&P500は前日比24.63ポイント安の6556.37。米紙ニューヨーク・タイムズは「米国が戦争終結に向けた15項目の提案をイランに提示」、イスラエルのチャンネル12は「米国がイランの核開発計画と戦争終結を巡る交渉に向け1カ月の停戦を模索している」と、各メディアが戦争終結に向けた外交的な働きかけが進んでいるとの報道が相次いできており、WTI原油の価格も日本時間今朝の5時以降に約5ドル急落し1バレル88ドル台へと下落。

    【ドル円 日足】



    【WTI原油 日足】


    【NY金 日足】


    【OSE金標準先物 日足】
    昨晩24日のNY金4月限セツルメントは前日比5.3ドル安の4402.0ドル。4400ドルを挟んだ小幅な値動きでしたが、今朝の5時過ぎに原油価格の急落に伴って急反発。OSEの日中取引が始まった現在、9:12現在4555ドル付近での推移となって大きく切り返しています。OSE金標準先物2月限は、夜間立ち合いを前日比542円高の23490円(6:00)で終えていましたが。日中取引開始は23821円と331円の窓を開けてスタートしています。引き続き中東情勢を巡ったヘッドライン等に影響を受ける展開が続くとみられますが、OSE金標準先物では昨日24日現在で総取組高が38,255枚と大幅に減少しており、今回の急落でかなり玉整理が出たものと推測されます。目先の動きに振り回されず、長期で保有してこそ「金」の本領が発揮されます。OSE金標準先物の日足チャートでは陰転中ですが、今朝、60分足で陽転(転換値23401円)し、240分足は転換値24028円で陽転します。
     

     

     

     

     

     

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