9日の米株式は主要3指数が終値で過去最高値を更新。NYダウは前日比196.39ドル高の45711.34ドル、ナスダックは前日比80.790ポイント高の21879.488、S&P500は前日比17.46ポイント高の6512.61。米労働統計局(BLS)が今年3月までの1年間の米雇用統計の雇用者数の年次基準改定を公表。年間で91.1万人下方修正し、過去最大の下方修正となりました。労働市場の弱さから9/17の米FOMCでは利下げが決定され、年内に0.25%の利下げを3回実施するとの観測が強まりました。ただドル円相場は事前に織り込まれていたこともあり発表直後に上下に振れたものの、一巡後はドル高基調が強まり1ドル147円台での推移となりました。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】9日のNY金12月限セツルメント(清算値)は前日比4.8ドル高の3682.2ドルで3日続伸。取引時間中の過去最高値を3715.2ドル(9日23:00)まで米雇用統計の年次改定発表直後に伸ばしましたが、その後はドル高基調の中、軟調に推移。今朝の日本時間に3660ドル割れまで時間外で値下がりしました。OSE金標準先物8月限は前日比20円安の17392円(8:45)で日中取引をスタートし、15:00をまわった時点で17430円台まで値上がりしてきており、4日続伸の動き。ドル建ては高値から50ドルほどの下落をみせていますが、円建てではドル高がドル建て金価格の下落分を相殺し下支えされています。NY金12月限は時間外で3658.4ドル(7:29)、3656.5ドル(10:29)でW底をつけ3680ドル台まで回復し国内円建て価格を前日比プラス圏に押し上げてきました。今晩、明日晩と米PPI、米CPIの物価指標発表を控えインフレ圧力を先取りしているような印象を受けます。本日10日のOSE金標準先物8月限終値は前日比29円高の17441円。【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】
OSE白金標準先物8月限は前日比38円高の6159円(15:39)と小幅に反発で取引を終えようとしています。今朝にWPIC(ワールド・プラチナム・インベストメント・カウンシル)から2025年第2四半期需給報告が公表されています。2025年は通年で26トンの供給不足となる見通し。前四半期で発表されたのは30トンの供給不足でしたので、供給不足幅が減少した内容。前期発表から中国を中心に宝飾品需要は伸びましたが、トランプ関税による不透明感から自動車需要が減少。本日10日のOSE白金標準先物8月限終値は前日比34円高の6155円。
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9/20(土)(東京)講師:エミン・ユルマズ
10/18(東京) 講師:水上紀行
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【2025年】
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
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