米カンザスシティ連銀主催年次シンポジウム「ジャクソンホール会合」において、注目を集めていた米パウエルFRB議長の講演では、インフレ圧力の持続性には不確実性を認識しながらも、労働力需給の両面で顕著な鈍化が見られ、「やや奇妙な均衡状態」にあると指摘し、雇用の下振れリスクを警戒し、9月FOMCにて利下げの可能性を示唆する内容と市場では受け止められました。米株式市場ではNYダウが過去最高値を更新し、前日比846.24ドル高の45631.74ドルと大幅反発。ナスダックも4日ぶりに反発し前日比396.223ポイント高の21496.534、S&P500は6日ぶりの反発で前日比96.74ポイント高の6466.91。ドル円は米早期利下げ観測が強まりFEDウォッチの9月利下げ予想は87%に上昇。ドルが売られ1ドル146.90円と前日から約1円50銭ほどのドル安円高となりました。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】週明け25日のOSE金標準先物6月限は14:57現在、前日比60円高の16082円で推移。3日続伸となり緩やかに上昇。米パウエルFRB議長の講演で9月利下げの可能性が示唆されたことでドルが急速に売られドル建ての金価格は急反発し、22日のNY金12月限セツルメントは前日比36.9ドル高の3418.5ドルと3400ドル台を回復しました。また講演では「経済指標を注視する」とパウエル議長は強調しており、9/17のFOMC前に発表される米8月雇用統計(9/5)や米8月生産者物価指数(9/10)、米8月消費者物価指数(9/11)などの物価関連指標などが今後注目されることになります。ただドル円はドル高円安の基調が根強く、チャート的には今回の円高が押し目になった可能性が強く、週明け25日本日は朝方146.80円近辺から一時147.50円までドル高円安が進んでいます。円建て金価格は強基調の展開から高値更新を試してくる可能性は高いと考えています。【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】NY白金10月限はドル安、株高の影響から3日続伸し前日比4.2ドル高の1363.1ドル。国内円建てのOSE白金標準先物6月限は15:16現在、前日比51円高の5971円で推移。直近戻り高値が6011円(8/15)であり、この水準を上抜ける可能性が高くなってきたとみられます。
8月30日に日本取引所グループ主催のInvestor & Trader EXPO 先物・オプション36周年記念イベントが開催され、弊社も協賛・ブース出展します。
セミナー 今後の予定
9/20(土)(東京)講師:エミン・ユルマズ
10/18(土)岡地セミナー(東京)
講師:決定済 公開までお待ちください
過去開催の相場セミナー
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【2025年】
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
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