おはようございます。
米株式市場で高値警戒感が強まっています。その中で現在、著名投資家ウォーレン・バフェット氏が注視する「バフェット指標」が注目されています。この指標は市場全体の時価総額を国内総生産(GDP)で割ったもので、市場の過熱度合いを測る目安とされる。米株式の時価総額は現在約72兆ドル(約1京1048兆円)で、GDPの2倍を上回っています。ただ、近年は巨大ハイテク企業の比重が増し、米企業の海外収益も拡大しているため、国内経済のみを測定するGDPとの比較には限界があり、万能ではないものの、「行き過ぎた熱狂」の警告として受け止められるべきと指摘されています。
米株式は雇用の減速を示す民間統計が発表され、景気の先行き不透明感への懸念が広がり反落。NYダウが前日比398.70ドル安の46912.30ドル。ナスダックはハイテク株に対する高値警戒感も強く前日比445.805ポイント安の23053.992と大きく反落。S&P500は前日比75.97ポイント安の6720.32。労働市場の悪化を示す指標を受けて米長期金利も低下しドルが売られ、ドル円相場は5:00時点で153.05円と前日同時刻から約1円のドル安円高。
【ドル円 日足】
【ナスダック 日足】【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】6日のNY金12月限セツルメントは前日比1.9ドル安の3991.0ドルと前日比でほぼ変わらず。米長期金利低下が下支えになりましたが、押し上げる材料にも欠け上値も限られました。OSE金標準先物10月限は前日比110円安の19935円(06:00)で夜間取引を終えましたが、今朝の日中取引開始からはやや円安の動きもあり寄り付き19927円(08:45)から上昇し、10時過ぎに20000円を回復しています。[世界のETF推移]WGCから発表された最新10/31集計のETF残高では10/17集計から世界全体では3927.9トンから3892.6トンと35.3トン減少。北アメリカ地域で10トンと減少、欧州地域で43.2トン減少しています。逆にこの期間、アジア地域では17.8トン増加。国別でみると残高から比率的に大きく減少させているのはアイルランド、南アフリカ、イギリス、ドイツ。増加させているのは韓国、中国、マレーシア、サウジアラビア。10月の急騰で大きく買い進んだのは北アメリカ勢、次いで欧州、アジア勢と続き、急落時には欧州勢が大きく残高を減らし、次いで北アメリカ勢も減少。ただアジア勢は急落時には逆に残高を増やしています。
先日、11/1から中国において金販売業者への税優遇撤廃の報道が中国国内の購入意欲が減退するとの指摘もありましたが、金購入ルートは現物だけではなく金ETFなどもあり、需要減退には繋がらないとみられます。
【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】 OSE白金標準先物10月限は前日比131円安の7100円(10:36)で推移。急落後のレンジが概ね7500~7000円のレンジとなっています。大勢からは時間的な調整となっている様子。
セミナー 今後の予定
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【2025年】
11/1(東京) 講師:三世一目山人(細田哲生)
10/18(東京) 講師:水上紀行
9/20(東京) 講師:エミン・ユルマズ
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
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