今晩4日の米市場は独立記念日のため休場。
3日米株式は雇用統計を好感して上昇。NYダウが前日比344.11ドル高の44828.53ドル、ナスダックは前日比207.972ポイント高の20601.101で2日連続で史上最高値を更新。S&P500も前日比51.93ポイント高の6279.35で史上最高値を更新しています。昨晩発表された米6月雇用統計は悪化予想に反し前月から改善。失業率は前回の4.2%から4.1%(予想4.3%)に低下、非農業部門雇用者数は前回の+13.9万人から+14.7万人(予想+11.0万人)へと増加し、米労働市場の底堅さが示されました。雇用統計の内容によっては7月FOMCにおいて早期利下げの可能性も指摘されていましたが、今回の内容から利下げの可能性はほぼないと市場は解釈し、FEDウォッチでの7月利下げ予想は20%台からわずか5%へと低下し利下げ観測が大きく後退しています。ただ今後も米トランプ大統領が利下げを求め続けることが予想され、米ベッセント財務長官も「7月に利下げがなければ9月にも」と政権サイドからの利下げ圧力は続くものとみられます。
ドル円は雇用統計発表後、1ドル145.22円(21:50)へと大きくドル高円安に上振れしましたが、一巡後は145円付近の横這い推移となり、今朝の日本時間からは1ドル144円台中盤へとややドル安円高の動きとなっています。7/9の相互関税上乗せ延期の期限までの日米の貿易交渉も日本が20日に参議院選挙を控えていることから進展が難しく暗礁に乗り上げていることからも方向感が掴みにくい状況かもしれません。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】昨晩3日のNY金8月限セツルメントは前日比16.8ドル安の3342.9ドル。円建てのOSE金標準先物6月限は前日比61円安の15613円(12:04)での推移です。米雇用統計を受けてドル高円安に上振れしており、昨日の国内取引終了時間(15:45)からは約0.7円のドル高円安水準ですが、時間外のドル建て金価格では約30ドルの値下がりとなっており、OSE金標準先物価格は上値を抑えられているかたちです。ただ雇用統計経過によって7月利下げの可能性は低下したものの、9月には利下げに向かう可能性は強く、昨晩採決された米トランプ減税・歳出法案の成立によって米財政赤字の拡大は避けられない事態になります。世界的なドル離れの傾向も続くことが予想され基調は変わらず。
【NY白金 日足】< OSE投資部門別建玉内容 白金標準 >
【OSE白金標準先物 日足】 本日のOSE白金標準先物6月限は前日比88円安の6123円(12:15)での推移。昨日の日中取引終値で直近での終値ベース高値を更新。ただ夜間立ち合い時間にドル建てが反落し本日の下げにつながっています。NY白金は前日に74ドル上昇したことからその反動安の動きが出たとみられますが、下値は切り上がり再度上値をうかがう構え。株式市場が過去最高値を更新するなかで投機マネーの動きは今後も活発になることを考えると、高値更新をうかがう基調は続いていくと考えます。
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