本日の東証、日経平均株価は前日比413円42銭安の42394円40銭で取引を終えました。今朝には米トランプ大統領がFRBのクック理事の解任、また米テック企業にデジタル税を課している国に追加関税を賦課すると発表し、FRBの独立性への信用失墜、また関税による世界経済の不確実性を嫌い、株式市場は下落。また為替市場においてもドルが売られ、ドル円は1ドル147.80円から一時147円割れまでドル安円高が進みました。その後はクック理事からトランプ大統領の権限に異議を申し立て、辞任を拒否する姿勢が示されたことでドルの買い戻されています。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】【OSE金標準先物 日足】本日26日のOSE金標準先物6月限は前日比91円高の16172円で4日続伸。今朝の米トランプ大統領のクックFRB理事解任発表報道を受けてドル建て価格が上昇。前日25日のセツルメントから約7ドル上昇し、国内の円建て価格も押し上げました。今晩米経済指標で注目されるのは、米国の景況感を示すコンファレンスボード消費者信頼感指数。市場予想(96.5)を下回る結果となれば、米景気の減速懸念からドル売りが強まる可能性があり、金価格の押し上げ要因となります。また本日は納会で2025年8月限が終了し、明日の日中取引から2026年8月限が新たに発会します。8月の終値ベース高値は16185円(8/8)であとわずか、また前月につけた終値ベースの過去最高値は16306円(7/23)で上昇した場合は、最高値更新への動きが強まってくる可能性が出てきます。【NY白金 日足】【OSE白金標準先物 日足】 本日26日のOSE白金標準先物6月限は前日比96円安の5893円で取引を終えました。株安が影響し下押し圧力がかかったとみられます。ただ今月のレンジ内での値動きであり、これからの材料を待っている印象。中国で商用車のEV化が急速に増加してきています(26日日経新聞掲載)。特に大型トラック部門で増加していますが、中国政府が推進する温暖化対策による影響が大きくなっています。習近平国家主席は2030年にCO2排出を減少に転じさせ、2060年にはカーボンニュートラル(温暖化ガス排出量実質ゼロ化)を実現する目標を掲げています。環境規制は将来に向けて緩むことはなくさらに厳しくなるため、長期的な視点で中国経済の回復は必然的に白金需要の拡大を意味します。宝飾品需要とともに注目すべき材料。
8月30日に日本取引所グループ主催のInvestor & Trader EXPO 先物・オプション36周年記念イベントが開催され、弊社も協賛・ブース出展します。
セミナー 今後の予定
9/20(土)(東京)講師:エミン・ユルマズ
10/18(東京) 講師:水上紀行
過去開催の相場セミナー
(動画視聴をご希望の方は岡地メール会員にお申込みください)
【2025年】
8/2(東京) 講師:藤代宏一
7/26(東京) 講師:YEN蔵
6/28(東京) 講師:水上紀行
5/17(東京) 講師:江守哲
4/5(東京) 講師:池水雄一・大橋ひろこ
1/25(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19(東京) 講師:水上紀行
9/21(東京) 講師:三次理加
9/7(東京) 講師:高野やすのり
7/20(東京) 講師:三世一目山人
7/6(東京) 講師:YEN蔵
4/6(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年以前に開催の講演動画もございます
お電話でのご相談は 0120-988-528
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