2015年12月9日水曜日

インサイド

おはようございます。
朝晩の冷え込みが氷点下近くになってきました。

今週末、12月12日(土)に弊社アドバイザーによるセミナーをおこないます。ご関心のある方はぜひご参加ください。せん越ながら私も少々・・・。
https://www.okachi.jp/seminar/detail20151212.php


【今週の予定】
12月7日(月) <国内>
10月景気動向指数(14:00)
<海外>
独10月鉱工業生産(16:00)
ユーロ圏財務相会合(ブリュッセル)
12月8日(火) <国内>
10月国際収支(8:50)
7-9月期GDP改定値(8:50)
11月景気ウォッチャー調査
30年国債入札
<海外>
中国11月貿易統計
ユーロ圏7-9月期GDP改定値(19:00)
米3年国債入札
12月9日(水) <国内>
10月機械受注(8:50)
11月マネーストック(8:50)
<海外>
中国11月消費者物価【CPI】(10:30)
中国11月生産者物価(10:30)
米10年国債入札
米農務省需給報告
12月10日(木) <国内>
10-12月期法人企業景気予測調査(8:50)
11月都心オフィス空室率(11:00)
<海外>
BOE金融政策委員会(21:00)
米新規失業保険申請件数(22:30)
米11月輸入物価(22:30)
米11月財政収支(11日 4:00)
米30年国債入札
ノーベル賞授賞式
12月11日(金) <国内>
メジャーSQ
11月工作機械受注(15:00)
<海外>
米11月小売売上高(22:30)
米11月生産者物価(22:30)
米12月ミシガン大学消費者信頼感指数【速報値】(12日 0:00)
先週のECB理事会から米雇用統計にかけてのビッグイベントに比べると今週は控えめな発表の印象ですが、本日は中国経済指標が出るなどうかうかはできません。



CFTC建玉明細 2015/12/01現在】

ロング
ショート
ネット
総取組高
CMEドル円
31,228
106,129
-74,901
253,505
NY
158,792
149,042
9,750
390,940
NY
72,909
51,019
21,890
163,286
NY白金
51,856
33,111
18,745
76,282
NYパラジウム
17,655
11,081
6,574
26,853
NY原油
475,582
267,104
208,478
1,661,176
シカゴコーン
336,850
335,879
971
1,300,942
シカゴ大豆
133,256
159,464
-26,208
688,485


掲載が遅くなりました。注目されている貴金属の売り込みは今年は最大規模(=買い越し幅が最小)です。2013年にバーナンキ前FRB議長から出口戦略にむけての金融政策変更の発表があって以来の水準。ドル円はあまり変化なし。「コーン」は前週売り越しに転じていましたが再度買い越しに。


先週末の米雇用統計の発表で12月利上げがほぼ織り込まれた中、金利上昇ペースは緩やかなものになるとの見通しで貴金属は買い戻しが誘われ大幅な上昇となり長大陽線を引きました。しかし、今週に入り同日おこなわれたOPEC総会では価格下支えの決定打なく失望感が強まり原油価格が40ドルを下回り、他商品、株式にも影響を及ぼしました。今週は・・・。


【NY金 日足】
 米雇用統計の発表後、買戻しにより大幅に反発をしましたが続かず。売り込まれた反動は確かにあった様子ですが、肝心の『ドル高』は維持されており為替市場での巻き戻しの動きが出ていません。ドル安が伴わない上昇は限定的となってしまっているようで買い方にとっては肩透かし。ただチャート上では好転に向かっている動きとも取れますので次回高値1088.3ドルを上抜けて入った場合はついていくべきでしょうか。それまで15・16日のFOMC前には難しいかどうか・・・。

【東京金 日足】
 フロアポジションは大幅上昇の7日分では売り手口、8日昨日の下げ場面では買い手口が目立っています。取組高もこの2日で減少しており取組増加による盛り上がりがありません。年末要因もあり上昇も一筋縄ではいかず。また最近では日経新聞をはじめ、業界紙でもやたらNY金のファンドポジションの記事が目につきます。これもどうか・・・?と。


【東京白金 日足】
こちらも「金」同様の動き。テクニカルでMACDをご覧になっている方はこの反転はうまく拾えたのかもしれません。しかし利食いチャンスも今のところはワンチャンスだった形。本日転換線も下回り力強さが続かず。原油安、中国景気減速は「金」よりもダメージを受けます。下値警戒はまだ拭えず。


【東京原油 日足】
どこで歯止めがかかるか読めない下抜けとなりました。インドネシアのOPEC理事は30ドル割れで緊急総会の招集する可能性について触れていますが、今のところOPECに対しては失望感が強く影響は少ないようです。EIAは来年の生産量見通しは下方修正しているものの価格見通しもひきさげていますので、実際の供給減少がおこなわれてこないとダラダラムードが払拭できません。


【東京とうもろこし 日足】
ファンド機関店は買い戻しを強いられている様子ですが、枚数規模ではまだ小さく上昇の要因は一般の買いによるものかもしれません。上値が出てくると利食いの動きも出やすく気配が少ないため下げも大きくなってしまいます。チャート上では基準線が下値抵抗となっていますので、基本的には押し目買いスタンスで良いと考えています。


~ 今晩現地9日発表USDA需給報告 事前予想 ~

           予想平均                 予想レンジ            前月見通し       前年実績     期末在庫 17億6900万bus  16億9000万-18億5500万bus     17億6000万bus  17億3100万bus





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