2014年7月10日木曜日

ETF増加の意味

おはようございます。
今朝は今にも降り出しそうな曇り空。西日本から台風が接近してきています。

米FOMC議事録公表では、市場の過度な楽観ムードに警告を発しましたが、早期利上げなどの金融政策の変更に関するものは示されていませんでした。公表後には決算報告に対する期待感から株価は上昇し、NYダウは16985.61ドルで終了。ドル円は101.80円台から101.50円台へとドル安円高に振れ、米長期金利は2.55%とほぼ変わらず。

「NY金」は議事録公表後、1328ドルまで買われ堅調な動き。SPDR保有残高は800.28トン。

【NY金 日足】

【東京金 日足】

金融緩和縮小が発表されてからもう1年が経過しました。「金」にとって金融政策の転換は大きな転換ポイントになりましたが、1年を経過し緩和縮小・利上げに向けての動きは市場では十分織り込まれているように考えられます。ETFの保有残高が増加し始めた背景には何らかの意味があり、中長期のシナリオを再構築する必要があるのではないでしょうか。


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