2020年11月11日水曜日

金 大商いでも反発鈍い

おはようございます。

米株式は前日のワクチン開発への期待から続伸。NYダウの前日比は262.95ドル高の29420.92ドル。一方のナスダックは前日比159.92ポイント安の11553.86で前日に続き、ハイテク株から景気循環株へ資金が移行している傾向がみられます。米長期金利は上昇し米10年国債利回りは0.96%。国債増発懸念から国債入札が低調で売り圧力が強まりました。


【NY金 日足】

前日の急落でさすがに反発しましたが、高値1888.9ドル(16:03)安値1858.9ドル(10日8:01)の高安30ドルと低いボラティリティで中心限月12月限セツルメントは前日比22.0ドル高の1876.40ドル。総取組高は9日の下げで再び55万枚台への減少し、またSPDR金ETF残高も減少しています。市場の関心は前日に報道されたワクチンの有効性。株式市場ではハイテク株から景気循環株にシフトする動きがみられ、コロナ終息後の景気回復に期待を寄せているような動き。またバイデン新政権によるインフラ投資をも見込んでいるのか、昨晩におこなわれた米10年国債の入札は低調。国債は売り圧力が強まり長期金利が上昇しています。米実質金利もやや上昇の傾向があり「金」の上値をおさえている要因となっているようです。チャート上は1850ドルを維持したため1900ドルへ戻りたいところですが、金利上昇がネックか?

【金標準先物 日足】

昨日の急落で6300円は辛うじて維持。一日の出来高が11万枚を超える大商いとなりましたが、ここ数年高速取引(HFT)の普及でなかなか相場の天底の目安にはなりにくい傾向です。前回出来高10万枚を超えた8/12は前日比で345円急落し大きく反発しましたが、今回は直近高値から約200円ほどの下げのためリバウンド相場も1/2戻りでは100円程度となり、支援材料がないと上値の重たさは拭えない様子。持ち合い相場が続きそうですが、8月以降緩やかに上値が切り下げ3か月を経過してきています。国内の総取組高は59000枚台に乗り増加傾向ですが、逆に言えば買い因果玉が残り増えてきている印象。有効なワクチンが開発され実用化された場合、緩やかに失業率が6.9%まで回復している米経済にそもそも財政出動の必要があるのか?今月は12月ファンド決算による動きも警戒が必要か?

 

 

 

 

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