おはようございます。
米株式はNYダウが3営業日続伸、ナスダック、S&P500も2日続伸です。米12月消費者信頼感指数が市場予想を大きく下回り、取引序盤は利益確定売りに押されましたが 景気の先行きには依然として楽観的な見方は強く、クリスマス休暇前の薄商いの中でしたがプラス圏に浮上し取引を終えています。NYダウが前日比66.69ドル高の42906.95ドル、ナスダックが前日比192.288ポイント高の19764.885、S&P500は前日比43.22ポイント高の5974.07。
ドル円は1ドル157円台での推移。先週、米FRBはFOMC声明で2025年の政策金利見通しを年2回に想定し追加の利下げ観測が後退。日銀は追加利上げに踏み切るためにより材料が必要と、その材料として「春闘」を例示し、3月まで追加利上げは見送るとの見方が広がりました。日銀金融政策決定会合後のドル円の動きは短期的な円キャリー取引が背景にあると考えられます。今朝のドル高円安局面では加藤財務相が「行き過ぎた動きには適切に対応」と円安にブレーキをかけるような発言がみられますが、ドル高円安圧力はじわじわと強まっている印象です。そのため明日の25日に日本経済団体連合会審議員会で予定されている植田日銀総裁の講演が注目されています。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】NY金2月限は前日比16.9ドル安の2628.2ドルと反落。今朝のOSE金標準先物10月限は4営業日ぶりの反落で前日比30円安の13276円(10:54)とクリスマス休暇前で動意薄の動きとなっています。この数か月を振り返りWGCが公表している世界のETFの目立った増減からドル建て金価格の推移を検証しました。10月3~4週目の上昇はETFの増加が目立ち相場を押し上げています。これは米大統領選挙選の不透明さから金需要が増加したものと考えられます。その後11月2週目にはETFが大幅減少。米景気に対する楽観論、金利上昇が金需要を減退させ、2600ドルを割れたところでオーバーシュート。ただその後先週の12月3週には再度増加し買い直されている動きが見受けられます。水準では10月と同様に2600~2650ドルの価格帯から買い進んでいるようにみられます。来年1月20日に就任する際、トランプ大統領が発令する大統領令に対して市場のボラティリティーは高まる可能性があり、金の安全資産需要の拡大を見越した動きと考えます。
【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】NY白金1月限は12.5ドル高の948.9ドル。OSE白金標準先物10月限は前日比66円高の4761円(11:30)で6日続伸です。9月~10月末の上昇日柄と、高値から下げ基調で対等の日柄が経過したところから反発の兆しが出てきました。内部要因からみてもNY取組ではショートカバーが誘発される可能性も出てくるとみられ素直についていくべきか?戻り高値4867円(11/17)を抜いてほしいところ…。
セミナー 今後の予定
2025年1月25日(土)東京
過去開催の相場セミナー
(動画視聴をご希望の方は「岡地メール会員」にお申込みいただくか、
私までお問い合わせください)
10/19岡地セミナー(東京) 講師:水上紀行
9/21岡地セミナー(東京) 講師:三次理加
9/7岡地セミナー(東京) 講師:高野やすのり
7/20岡地セミナー(東京) 講師:三世一目山人
4/6岡地セミナー(東京) 講師:山中康司
以上の講演動画以外にも大阪会場、また昨年開催の講演動画もございます。
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