おはようございます。
本日から4月新年度となります。朝の通勤時には初々しい新入社員らしき方々の姿も多く見えました。東京の桜の満開もこの寒さでは少しお預けでしょうか…。
昨晩の米株式は明日2日から実行されるトランプ関税による影響を見据え、翻弄される展開。NYダウは4日ぶりの反発となり前日比417.86ドル高の42001.76ドル。一方、ハイテク・IT株中心のナスダックは前日比23.704ポイント安の17299.286と4営業日続落となり3/13以来の安値水準を下回りました。S&P500は前日比30.91ポイント高の5611.85と4日ぶりの反発。
国内の日経平均株価は昨日大幅に下落した反動から小幅高。日本銀行が本日発表した3月の企業短期経済観測調査(短観)によると、大企業製造業の景況感が4四半期ぶりに悪化。トランプ米政権の関税政策などを巡る不確実性の高まりが、企業の景況感に影響した可能性がありると指摘されています。ドル円は1ドル150円を割り込む水準での推移となっています。
【ドル円 日足】
【NY金 日足】
【OSE金標準先物 日足】4月に入りNY金の中心限月は6月限に移行してきたなかで、上昇のスピードが加速し6月限は前日比36.0ドル高の3150.3ドル。総取組高は28日に1日で約62,000枚増加し574,824枚と今年1/30以来の高水準まで増加しました。4月限から6月限への乗り換え商いにともなうオペレーションもあると推測されますが、ETF市場も含めて、金市場への資金流入が続いていることは確かなようです。2日からトランプ関税が発表されることで景気の先行きに不透明感が増しており、経済の不安要素が「金」の安全資産需要を高めています。ゴールドマンサックスが今年の金の目標価格を3300ドルに上方修正したように、機関投資家やファンドなどの投機筋が主導して買いを積み上げてきている様子。国内OSE金標準先物2月限は13:30現在、前日比196円高の15202円と4営業日連続で史上最高値を更新中。
【NY白金 日足】
【OSE白金標準先物 日足】
NY中心限月7月限は前日比31.4ドル高の1027.5ドルと大きく上昇。米トランプ大統領が前回就任時オバマ元大統領が導入した環境規制を緩和したように、バイデン前大統領政権時の自動車排ガス規制を緩和させることでEV車から再び化石燃料車の比率が増えるようになり、さらにトラックやバスなどのディーゼル車への排ガス規制を強化することから自動車触媒需要が増加するとの見方が相場を押し上げてきている様子。13:40現在、国内のOSE白金標準先物2月限は前日比4円安の4663円と伸び悩んでいるものの下値が切り上げてきている流れから直近戻り高値4736円 (3/19)をうかがう展開になっていくか?
セミナー 今後の予定
4/5 岡地セミナー(東京)
講師:池水雄一・大橋ひろこ
5/17 岡地セミナー(東京)
講師:江守哲
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【2025年】
1/25岡地セミナー(東京) 講師:水上紀行
【2024年】
10/19岡地セミナー(東京) 講師:水上紀行
9/21岡地セミナー(東京) 講師:三次理加
9/7岡地セミナー(東京) 講師:高野やすのり
7/20岡地セミナー(東京) 講師:三世一目山人
7/6岡地セミナー(東京) 講師:YEN蔵
4/6岡地セミナー(東京) 講師:山中康司
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