2021年7月8日木曜日

金 米実質金利も低下進む

おはようございます。

米株式市場はFOMC議事要旨の内容を確認し安心感を得て反発。NYダウは前日比104.42ドル高の34681.79ドル。ナスダック、S&P500株価指数は過去最高値を更新。ナスダックは前日比1.42ポイント高の14665.06、S&P500株価指数は前日比14.59ポイント高の4358.13。FOMC議事要旨ではテーパリング開始基準に向けた進展が続くと多くの参加者が予想する一方、インフレ圧力については不透明感があるとの認識を示しています。「経済見通しを巡る不透明感は強まっており、労働市場とインフレの道筋について確固たる結論を導き出すのは時期尚早だ」とされ、テーパリング発表については辛抱強い姿勢が今後も続くとの見方が確認されたとみられます。また米長期金利が低下し米10年国債利回りは一時1.30%を割り込んでいます。景気回復ペースが一旦頭打ちといった指摘もみられます。経済指標の低下、新方コロナウイルス「デルタ株」の感染拡大が景気回復見通しを鈍化させています。

 

【金標準先物 日足】

NY金は5日続伸となり終値で1800ドルを回復し、中心限月8月限は前日比7.9ドル高の1802.1ドル。ただ今朝からのアジア時間帯では再び1800ドルを割り込む動きとなっており国内価格は前日比マイナスの小幅安。米長期金利の低下とともに米実質金利も低下してきています。NY金総取組高は6月末のボトムからやや総取組高が増加してきており1800ドルを挟む動きの中で地を固める動きとなるかどうか。昨晩ECBがこれまで設定していなかったインフレ目標を2%に設定するとして今晩20:00に記者会見がおこなわれる予定。ECBもインフレ目標を一時的に超えたとしても緩和政策を続ける見通しで米国とEUの方向性の違いからドル高ユーロ安が進んでおり現在金価格が軟調になっているとみられます。ただ金利低下、特に実質金利低下は後々の金の押し上げ要因になってくるものと考えます。

 

【白金標準先物 日足】

白金もユーロ安ドル高の影響を受けているとみられますが、何よりもテクニカル的に下押しされている印象。昨日の上値抵抗から下押しされる動きとなり、本日日中立ち合いの動きで6/27からの下値抵抗を試しに来ている動きとなっています。NYでは白金取組高に目立った増減は見られないため、投機筋が売り込んできている流れには至っていないとみられます。三角持ち合いのレンジ内の動きとみられ3800円を割れる水準は安値拾いの買いも出てくる可能性があると予想しています。



 

 

 

 

 

 

 

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