2010年3月31日水曜日

どーなる長期金利

ドル/円が2カ月半ぶり高値へ上昇した手掛かりとなっている米金利の急上昇をめぐり、市場の議論が活発化していると。今回の金利上昇は、23日の米金利スワップ市場で10年物スワップ金利が10年債利回りを下回り、24日の取引でさらに水準を切り下げたことを受けて「スプレッド拡大方向に賭けていたファンド勢がいっせいに損失確定の反対売買に動き、取引金融機関の国債売りが活発化した」(外銀)のがきっかけとの声が大勢。しかし、金利急騰が米国で中国人民元についての公聴会が行われた24日だったことで、「売りの背景に最大保有国である中国から無言の圧力があった可能性もあるとの観測も出ている」(邦銀)という。米債市場で10年債利回りは一時3.93%と9カ月ぶり高水準をつけた。
 米金利の上昇がファンド勢の損失確定なら「一時的な問題で金利の上昇も限られ、ドル/円もそろそろ戻り売り」との見方に傾きやすい。「いずれにせよ『悪い金利上昇』なのでドル/円を(金利上昇に)追随して買い上げるのは危険」との声もある。しかし、テクニカル的に上抜けとなったドル/円は、海外勢が買い姿勢を強めてきているとのこと。

  ・米10年物スワップ金利 買
                     のスプレット拡大に賭けた                    が反対にいき損切り
  ・米10年債利回り     売

による米10年債利回りの急上昇であった。大量の損切りによる一時的な金利上昇なのか?はたまた、更なる上昇の前触れなのか?後者であればインフレ突入です。 

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