2013年9月25日水曜日

NYタイムの予定

昨夜は悪い経済指標が続いたが今夜は?

米国】


*MBA住宅ローン申請指数(20日までの週)20:00

予想 N/A 前回 11.2%(前週比)



*耐久財受注(8月)21:30

予想 -0.2% 前回 -7.4%(-7.3%から修正)(前月比)

予想 1.0% 前回 -0.8%(-0.6%から修正)(輸送除くコア・前月比)



*新築住宅販売件数(8月)23:00

予想 420千件 前回 394千件



この時間帯は注意したい

本日 買い増し

日中の動きは相変わらずです。
昨晩、「新値三段足」で陰転する4166円を一旦割り込みましたが、
このままいくと下ヒゲ線を引き、終値で割り込むことはなさそうです。


目先、経済指標はあるものの、雇用統計など影響が大きいと思われるものは
来週以降になります。
やはり、とりあえず目先は4200~4400円のレンジと考えます。
お客様には日中に買い増し、夜間取引で昨晩の高値4230円を越えるようであれば、
乗せをお奨めする方針です。

NY三日続落後の今晩はどう出るでしょうか!?

マーケットは、戻り売りムードか?

18日のFOMCにて、量的緩和策縮小見送りのサプライズの

急騰から、FOMCメンバーのセントルイス連銀総裁の

次回FOMC(10月29~10月30日)で、QE縮小ありえると発言

ゴールドを中心に商品は売り込まれた

具体的な経済指標に言及しなかったが、次回FOMCまで

重要指標の度にボラティリティが高くなると思われる。


09月26日     米4~6月期GDP

10月01日     ISM製造業景気指数

10月04日     米雇用統計

量的緩和縮小のタイミングをFRBは失敗したのではないだろうか?

QE縮小観測、QE縮小連想で、米債権市場をはじめ株式市場は

大きく動揺している。

当然、ゴールドを中心とした商品市場も負の連鎖が生じる

米債務上限引き上げ問題も、ゴールドにとっては、

本来、買い材料のはずが、現状では、売り材料になると思われる

今週来週は、売られやすい思われる

債務上限問題

 9月のFOMCを終えいまだTapering(金融緩和の段階的縮小開始)のタイミングでマーケットは右往左往。しかし、これから最もマーケットの関心ごととなるのはアメリカ債務上限問題。

 10月から始まる2014年度の暫定予算を9月30日までに成立させなければならない。合意されなければ政府機関の一時閉鎖もあり得る状況に。

 また、10月中旬以降には、財政債務が法廷上限に達するため、上限引き上げに合意できなければ債務不履行という事態。

 議会では共和党が今後、本格始動となる医療保険改革制度、いわゆるオバマケアー法の予算執行停止などを合意の条件としているが、対する民主党は一切応じないとしている。直近の世論調査では、もし合意に至らなければ過半数が共和党の責任としているそうです。しかし、来年の中間選挙を控えて今後交渉難航が考えられているそうです。

 ところで、オバマケアー法とはどんなものなのか?実はアメリカでは日本と異なり、国民が保険に入る義務がないため約5000万人が無保険者となり、医療費を払えないという事態が社会問題となっている。日本では当たり前のことだがアメリカでは違う。国民にとってはものすごく良い制度なのでは??しかし、この法案に反対する共和党。なぜ?答えは、共和党の支持基盤であるティーパーティの存在。彼らの主張は、

 大きな政府はいらない。税金取るな。そして使うなと。警察や防衛以外は政府は国民に干渉するな。自由主義的な自己責任の社会の実現。。

 保険に加入してなくて、医療費が支払えず野たれ死のうがそれはそれで加入してなかった本人が悪い??ということらしい。

 アメリカの保険制度が一体どのような状況なのかをドキュメンタリー映画の神様、マイケル・ムーアの【シッコ】という映画を是非オススメします。利益最大化を追及したアメリカの保険会社の結果、アメリカの保険事情が垣間見えます。

中指と薬指を切断し、手術にかかる費用の都合で中指をあきらめた男性、過去の病気を申告していなかったとの理由で保険がおりなかった女性、「実験的」だと移植手術を保険会社に断られ夫を死に追いやられた妻、医療費無料のカナダへ国境を越え、友人の内縁の妻とウソをついて診療を受ける女性、入院費が払えず病院から追い出され道端に捨てられた老女……、これらはすべて映画に登場する保険加入者の姿だ。
 保険会社は国民の命よりも利益を求め、保険費を払わないことに一生懸命。患者の過去の病歴をあら捜ししては申告漏れだ、契約違反だといって支払いを拒む。
 そして医療現場をも支配し、医師と手を結んで貧しい患者を見殺しにする。アメリカでいう優れた医師とは保険申請を否認し保険会社を儲けさせる医師なのだと告発している。



NY金でインサイダー取引か?

[ワシントン 24日 ロイター] - 米連邦準備理事会(FRB)は24日、18日の連邦公開市場委員会(FOMC)声明発表時にかけて通常みられない取引が発生していたとされる報道をめぐり、通信会社に連絡をとっていることを明らかにした。


CNBCテレビによると、18日東部時間午後2時(1800GMT)にシカゴで一連の取引活動があったが、これら取引は、2時のFOMC声明発表を受けた取引よりも数ミリ秒早く発生していた。



FRBは前週のFOMCで、大方の予想に反して量的緩和縮小を見送った。FRBの決定を受け、金相場を含め金融市場は全面高となった。



CNBCは、ニューヨーク市の金取引が大きく増える5―7ミリ秒前にシカゴでのComex金先物に大規模な取引があったことを、シカゴの調査会社Nanexが確認したとし「シカゴの一部トレーダーは、他の誰よりも先にFRBの決定にアクセスしたようだ」と伝えた。



Nanexによると、ニューヨークの方がシカゴよりも首都に近く通信時間が短くて済むため、ワシントン発の情報については通常はニューヨークのトレーダーの方がシカゴのトレーダーよりも数ミリ秒早くアクセスできる。



FRBの報道官は、市場が敏感な情報を政府機関が公開する他のケースと同様、解禁時刻制限のある情報をFRBから受ける通信会社は、指定時刻になるまで情報を一般開示しないことに文書で同意しているとし「FRBの定める手続きが完全に理解されていることを確実にするため、通信会社と連絡を取っている」と説明した。



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ロイター配信

NY金⑫月限 チャート


NY金も東京金と同じく陽転中、陰転ラインは1307.5ドルです。
下値は1300ドルでサポートされているように見えますが如何に。

ドル円のブレ幅が限られているので、東京とほぼ同じ形のチャートですね。

6/28 1182.6ドルが今年の安値となっています。
ファンドの取組から見ると、ここで最大ファンドは売り込んでいます。
個人的にはここで底打ちしていると考えているのですが・・・。

降水確率と損切りの大切さ

おはようございます。

起床して、TVでNHKをつけると今朝の降水確率は30%。
外を見ると、地面は濡れており雨が降った様子はありますが、雲も薄く
今のところ降る気配がありません。

 「傘を持っていくべきか・・・?」

降水確率30%ということは、降らない確率70%。
私は「降らない」という希望的観測を持って、いざ出勤。

 しかし、途中からポツポツときて、会社に着くまでにはズブ濡れです。


相場を張っている方にとっては、利食い損切りは日常茶飯事です。

何をお伝えしたいかと申しますと、
相場にポジションを持っていると必ず希望的観測を持ってしまうものです。
それは当たり前なのですが、特にあともう少しで不足請求が出てしまうとか、
資金ショートしてしまう可能性が近くなったりして、頭の中が熱くなってしまいますと
99%大勢が不利だとしても、自分のポジションに希望的(絶望的)観測を持ち、
1%の可能性に賭けてしまうものです。

皆様もご経験があるのではないでしょうか?(ない方は尊敬します)

損切りをするときは「ここが底(天井)かもしれない 」と考えます。
しかし、それは関係ありません。
・「自分の失敗を認め、それに対して処理をする」
・「それ以上、目減りさせない」
・「ポジションをなくすことによって、冷静に相場を見直す 」
これが大切なのではないでしょうか?
余力を残せば取り戻しにいくことができます。

百戦錬磨のトップディーラーの方々もそれこそ利食いの回数以上に
損切り回数が多いものです。

 ご参考になれば、幸いです。