おはようございます。
週末4日に発表された米9月雇用統計は予想を大幅に上回る内容でした。失業率は4.1%と前月から低下、非農業部門就業者数は25.4万人増と伸びは8月の15.9万人増から大きく拡大しました。これを受けて労働市場の減速に対する過度な警戒感が後退し、軟着陸(ソフトランディング)実現への期待が広がり株式では買いが優勢の展開、債券は売られ長期金利が大きく上昇しています。ドル円は発表直後148円台へとドル買い円売りが進み、今朝のアジア時間オープンでは一時1ドル149.13円(07:09)と8/16以来に149円台に達しました。
【ドル円 日足】
《 CFTC CMEドル円 》7月に日銀の円買い介入から円高に下振れ。投機筋のドル買い円売りポジション一気に解消に向かい150円を割り込んだ8月以降、投機筋は『円買いドル売り』ポジションに転じてきました。9月のFOMC、日銀金融政策決定会合開催までは米国利下げ、日本追加利上げを見込んだ『円買いドル売り』ポジションを7週に渡って拡大させてきましたが、9月末の日銀会合で日本の追加利上げに対する期待が薄れたことから徐々にドル高円安の兆候が強まってきています。自民党総裁選で高市候補が優勢と伝えられドルが買われ、また米国雇用指標が良好でドルが買われています。4日発表のCFTCにおいては先週円買いドル売りポジションが約13%縮小。ドル円は1ドル9/17の140円台から今朝には149円台へとドル買い円売りが進んでいます。これはドルがショートカバーで買い戻されている動きといえます。【NY金12月限 日足】
【OSE金標準先物 日足】NY金12月限は前日比11.4ドル安の2667.8ドルで週末のセツルメントをつけています。米9月雇用統計発表で利下げ観測が後退し、ドルが買われ「金」弱含みの動きに。しかしNY金の下げは限定的で、激化する中東情勢を理由に安全資産買いの需要は拡大しており下支え要因になっているとみられます。国内円建てのOSE金標準先物8月限は本日前日比118円高の12672円(12:16)。週末の夜間立ち会いで過去最高値12773円(5日00:13)をつけましたが、週明け本日は午前中は148円台前半と円高に下振れし下押ししています。雇用統計発表後に押し目となった12668円(4日23:09)を一時やや下回りましたが、またドル円が148円台半ば~後半に戻してきており下げも一巡。9/27終値12569円を超えると終値ベース高値更新となりますので買い方優勢。
【NY白金1月限 日足】
【OSE白金標準先物 日足】本日のOSE白金標準先物8月限は買いの勢い続かず12:26現在前日比18円安の4696円での推移。本日まで中国本土市場は国慶節で休場。明日に中国国家発展改革委員会は会見で追加の経済対策の実施状況を紹介。財政出動や消費財購入支援措置への期待も強まることで追随買いを期待。
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10/19(土)岡地セミナー(東京)講師:水上紀行
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9/21岡地セミナー(東京) 講師:三次理加
9/7岡地セミナー(東京) 講師:高野やすのり
7/20岡地セミナー(東京) 講師:三世一目山人
7/6岡地セミナー(東京) 講師:YEN蔵
4/6岡地セミナー(東京) 講師:山中康司
12/2岡地セミナー(大阪) 講師:水上紀行
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