おはようございます。
週末の米個人消費支出、PCEデフレータで高インフレが続いていることが確認され、利上げ長期化観測が高まり、米長期金利上昇、ドル高傾向が強まりました。ターミナルレートの時期が先送りされ9月に、今後の米利上げ回数も0.25%利上げを3回分市場は織り込んでいるかたち。昨晩発表された米耐久財受注が市場予想を下回ったことで月末に向けたポジション調整もありドル高が一服し株価も小幅に持ち直しましたが、航空機を除く非国防資本財受注は市場予想を上回るなど高インフレへの警戒は続いています。NYダウは前日比72.1ドル高の32889.09ドル、ナスダックは前日比72.038ポイント高の11466.979、S&P500は前日比12.20ポイント高の3982.24。ドル円は1ドル136円台を維持。
【金標準先物 日足】
NY金4月限は6営業日ぶりに反発し前日比7.8ドル高の1824.9ドル。ドル高が一服し買い戻され1800ドルを維持。国内OSE金標準先物2月限は11:40現在前日比32円高の7943円と2日続伸。国内は円安で下値を押し上げられ目先目標12月限7976円(2/22)を試す展開。ここを上抜ければMACDも転換しテクニカルがついてくることになります。NY金の総取組枚数が増加傾向にはなっておらず利上げ観測が上値を抑えているため、国内はどうしても円安頼みのところがあります。ドル円は137円を超えてくると三役好転となりトレンドが強まりそうですが、日柄から見れば米雇用統計がまたポイントとなるか?【白金標準先物 日足】
OSE白金標準先物は22日の立ち上がりでチャートは好転したと考えます。昨日ドル高に押され下振れも大きくなりましたが本日は往って来いの展開で11:52現在先限2月限は前日比109円高の4084円で推移しています。NY白金も取組減少が止まり再び増加の兆候もみられ、売りが一巡し再度投機買いが重なってくると4300円前後の水準を試してくる可能性がありそうです。総取組高は昨年9月につけた時に匹敵する43,000枚台になっており反発へのマグマが溜まっている印象を持ちます。
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