2023年2月14日火曜日

金 インフレ鈍化が続くのか…米CPI

米株式はインフレ鈍化の期待から上昇。NYダウは前日比376.66ドル高の34245.93ドルで2日続伸。ナスダックは前日比173.670ポイント高の11891.789、S&P500は前日比46.83ポイント高の4137.29。NY連銀が発表した1月の消費者調査で1年先の期待インフレ率が3か月連続で前月を下回りインフレ鈍化傾向が示されたことが投資家心理を改善。今晩発表される米1月消費者物価指数が注目されますが、市場では前年同月比+6.2% (前回+6.5%)、食品・エネルギーを除くコア指数でも前年同月比で+5.5%(前回+5.7%)と予想されており、CPIでインフレ鈍化があらためて確認されれば利上げ打ち止めへの期待が高まることとなります。昨年7月に発表されている6月米CPIで前年同月比+9.1%とピークをつけた後、6か月連続で前月を下回るインフレ鈍化傾向が続いてきていますが、今回前月比では+0.5%(前回-0.1%)、コア指数では前月比+0.4%(前回+0.3%)とやや上昇との予想となっており、先般の雇用統計の強さなどからもインフレ鈍化も弱まり再びインフレ率上昇への警戒も一部には強いようです。

【NY金 日足】

【金標準先物 日足】
為替市場では米ボウマンFRB理事が利上げ継続について言及しており米長期金利も10年国債利回りで1月以来となる3.7%台まで上昇。しかしその後金利上昇は続かず低下に向かうと1ドル132.80円まで進んでいたドル円も失速。翌日の米1月CPIを控えて行き過ぎが修正されるような動きとなりました。NY金はドル高を背景に3日続落となり中心限月4月限は前日比11.0ドル安の1863.5ドル。この3か月は米CPIに向けて上昇の傾向続いていましたが、今月の場合、「金」市場においてはインフレ鈍化への期待よりも利上げ継続への警戒感のほうが強いのかもしれません。OSE金標準先物は今朝は軟調な推移となっており寄付き8:45は前日比21円安の7879円で始まり132円前半までの円高の動きに沿って7864円(10:47)まで下値を出しています。出来高はやや少なく今晩の米CPIを見極めたいとする見方が強いようです。

【NY白金 日足】

【白金標準先物 日足】
NY白金4月限は前日比7.6ドル高の959.4ドルと200日移動平均線を下回った水準で反発の動きを見せました。米CPI、ドル円相場を睨みながらの展開ですが、テクニカル上では昨日の指摘の通りRSIでやや売られ過ぎ感が意識されているとみられます。国内OSE白金標準先物12月限は陰転中の流れで昨日までで新値足陰線7本。陽転値は4124円(2/7終値)となっています。総取組高が増加していることで反発した場合は大きな動きへの期待もあるか?

 

 

 

 

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