おはようございます。
昨日は日本時間夕方からユーロドルが反発。21日に開催されるECB理事会にて0.50%の利上げ観測が強まり、また11日から10日間停止となっているロシアードイツを結ぶガスパイプライン「ノルドストリーム」が21日以降供給再開との報道がドルの持ち高調整を促したとみられます。米株式市場では企業決算が好感されリスクオンムードから反発。NYダウは前日比754.44ドル高の31827.05ドル、ナスダックは前日比353.099ポイント高の11713.147、S&P500は前日比105.84ポイント高の3936.69と主要3指数揃って上伸。急速な利上げペースの観測が後退したことで短期的な戻りを期待する動きが出たようです。
【金標準先物 日足】
売買の中心となるNY金8月限はほぼ横ばいの前日比0.5ドル高の1710.7ドル。ECBの利上げ観測から対ユーロでドル安となり金の割高感が薄れることになりました。今週のECB理事会や日銀金融政策決定会合、来週の米7月FOMCを控えてNY金は様子見ムードの展開が続き、円建て価格はドル円の動きに左右されています。昨日日足チャートでは新値足で陰線が5本目となり、陽転換値が7635円(7/6終値)まで下げてきましたが、今朝は7580円を覗いたところで反落しちゃぶついている展開。ノルドストリームが再開されることになれば、欧州景気後退を懸念したユーロ売りが巻き戻される可能性がありますが、再開されたとて従来の40%まで削減されているガス供給がふたたび回復される目処はまだなく、ECBの金融引き締め姿勢が少なくても0.50%の引き上げが確認されないとユーロ安の傾向が変わりにくいのかもしれません。減少傾向が続いている金ETF残高が増加されるのは景気後退によるソブリンリスクが意識されるような局面、またインフレ期待値の上昇傾向が再び強まる場面か?。【白金標準先物 日足】
ユーロドルの切り返しでNY白金が反発し中心限月10月限は一時872.3ドルをつけ3営業日続伸。アジア時間の時間外でも昨晩の高値を試す動きとなってきています。国内日足チャートではMACDゴールデンクロスが近づきつつあり、新値足陽転換値の3804円(7/1終値)、W底確認となる3838円(7/11高値)が意識されますが、現時点はまだ達せず。ECB理事会で強い金融引き締め姿勢が打ち出されるのかどうか?利上げ幅が0.50%に引き上げられた場合には世界的な利上げペース上昇となりひとまずはユーロは買い戻されるとみられますが、果たして?ECB理事会は明日21日。ユーロ高への期待と銅などの国際商品価格の下落傾向で売り買い交錯。
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