おはようございます。
週末の米株式は大幅下落。米4月雇用統計では失業率3.6%、非農業部門雇用者数+42.8万人と概ね市場予想の範囲内でしたが、平均時給は前月比+0.3%、前年比5.5%と労働参加率が低下しているなかで人手不足による賃金上昇圧力が続いていることが意識され、金融引き締め姿勢が今後も引き続き続くことへの警戒感から相場を押し下げました。NYダウは一時前日比500ドル以上下落する局面もありましたが、終値では前日比98.60ドル安の32899.37ドル。ナスダックは前日比173.029ポイント安の12144.662、S&P500は前日比23.53ポイント安の4123.34となり、終値ではナスダック、S&P500共に年初来安値を更新。米国債は長期債が売られる展開となり米長期金利が上昇、米10年国債利回りは3.142%と金融引き締め観測がさらに強まったかたちとなっています。
【金標準先物 日足】
NY中心限月6月限は前日比7.1ドル高の1882.8ドルと小幅な上昇。対ユーロでドルが下げドルインデックスも若干下げたことで買われましたが、米長期金利上昇が上値を抑える展開。国内は期先4月限発会値7794円からは高い水準での動きとなっていますが8000円台からの下落で買い方の積極性がやや低下しているのか、調整の時間帯になっている様子。NYドル建て価格はFOMC前に一旦のボトム(1849.7ドル)をつけており、FRBの利上げ姿勢を織り込みながらの動きになっているように思われますが、ETF残高の減少などこちらも積極的な商いがみられない展開となっています。株式市場の下落による一部換金売りとの指摘もみられますが、NY先物市場の総取組高はやや増加しつつあり、下値固めをしている段階と捉えています。【白金標準先物 日足】
NY白金ではテクニカル面でMACDが上向き傾向、国内白金でも転換間近の付近に維持しています。ただ金融引き締め観測から世界的な景気減速懸念が強まることで上値が抑制され、実際NY市場では1000ドル付近に位置する200日移動平均線を下回った状態での値動きのため上昇への勢いが出にくい環境です。CFTCでの投機筋ポジションがまだ2週連続での売り越しの状態ですが、前週からは売り越し枚数は減少。やや上向きつつある状態とみえます。
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