おはようございます。
本日より2022年新年度となります。今年度もどうぞよろしくお願いいたします。
年度末、3月四半期末の米株式は2営業日続落。NYダウは前日比550.46ドル安の34678.35ドル、ナスダックは前日比221.756ポイント安の14220.519、S&P500は前日比72.04ポイント安の4530.41。ウクライナ情勢を巡りリスク回避ムードが再燃。トルコでの4回目の停戦協議によってリスク回避が一時後退しましたが、ロシア軍は南東部に部隊を再配置しており、ロシア軍の軍事活動縮小は懐疑的。その他、米国が合計1.8憶バレルの石油備蓄追加放出をすることを明らかにして原油価格が反落。エネルギー株の下落に影響を与えた上に、米長短金利差が逆転に向かっていることで景気減速懸念が強まっていることも金融株などに影響を与えています。米経済指標では今晩米雇用統計を控えますが、米個人消費支出PCEデフレーターは前年同月比6.4%(前月6.1%)と物価上昇圧力の強さを示しています。米FRBの金融引き締め姿勢が一段と強まる見方が広がることになり、現在の円相場にも影響を及ぼしそうです。
【金標準先物 日足】
NY金中心限月6月限は前日比15.0ドル高の1954.0ドルのセツルメント(清算値)。米PCEデフレーターがインフレ加速を示しインフレヘッジのニーズが高まったとみられます。またロシア軍があらたにウクライナ南東部に部隊を再配置していることで安全資産買いも継続されている様子。ここ数日の米長短金利差逆転現象もリセッション(景気減速)入りとの懸念が強まっています。国内大阪取引所金標準先物は4営業日続落後の反発。11:00をまわったところで7600円を上抜けてきており終値ベース最高値7652円を目指す動きとみています。ドル円も122円台に円安ドル高が進み、円建て価格の押し上げ要因に。
【白金標準先物 日足】
4営業日続落後の自律反発?リセッション入りが懸念されるなか、どこまで価格を押し上げることができるのか?パラジウムからの代替需要など買い材料となり得る要因もありますが、投機的な仕掛けが出ないことには急上昇は難しいかもしれません。ただ「金」や他の国際商品と同じく円安進行が続いている限り、国内円建て価格は下げきれず。
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