金 IMF世界経済見通し4.4％→3.6％に下方修正

おはようございます。

米株式は米企業1-3月期決算がおおむね好調なこと、原油高騰が一服したことを受けて反発しました。NYダウは前日比499.51ドル高の34911.20ドル、ナスダックは前日比287.299ﾎﾟｲﾝﾄ高の13619.657、S＆P500は前日比70.52ﾎﾟｲﾝﾄ高の4462.21で終えています。債券市場では株価が大幅に値上がりしたことで安全資産の債券売りが強まり米長期金利が上昇。米10年国債利回りは2.940％まで上昇しています。円相場は今朝方129.40円（07:31）に到達。本日10:10頃日銀が指し値オペを実施し、129円近くまで押し戻されましたが本日の影響は限定的でその後は円高基調での推移。

 

【金標準先物　日足】

NY金6月限は前日比27.4ドル安の1959.0ドルのセツルメント（清算値）。前日に2000ドルに達した達成感と米ブラード・セントルイス連銀総裁が5月FOMCにおいて50bpではなく75bpの利上げの可能性も否定しないタカ派的な発言から水準を一段引き下げ1950ドルを割り込む局面もありました。円相場は今朝129円台乗せとなりましたが、5・10日（ゴトー日）の仲値129.43円が決まった後、日銀が「指し値オペ」実施を通告すると材料出尽くし感からか急速にドル買い円売りが巻き戻される形で128円割れ手前まで急速に円高ドル安が進み、国内円建て金価格は急落しています。7992円（13:04）まで急落し現在は8029円（14:28）までまた値を戻しています。注目するのは国内出来高でこの急落場面で40000枚を超える出来高。夜間立ち合いで約21000枚、日中立ち会いで現在まで約20000枚の出来高となっています。急落場面で出来高ができていることからすると想像できるのは高値警戒による買玉の手じまい売りが主導の下げ…。こうなるともう一度買い付きを誘い高値を試す可場面もありそう…？

 

【白金標準先物　日足】

金同様に円相場の乱高下で振り回された動き。4000円を上抜けたことによりレンジ放れとなっているとみていますが、本日は急落で4000円の下値を試した動きとなっています。白金も金と同じく出来高が増えているため、やや売り込んだような印象。

 

 

 

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