週末の米株式市場は主要3指数とも大きく反発。取引序盤は米12月個人消費支出(PCE)前年同月比5.8%上昇と1982年7月以来の高い伸びを示しインフレの高止まりが警戒されました。ただここのところ下げが進んでいたこともあり、値ごろ買いから堅調推移。アップルが好決算を出したことで市場への安心感が広がり後半に向けて回復基調を強めています。米長期金利は月末リバランス調整の動きか、買いが優勢となり10年債利回りは1.778%に低下。ドル円は115円台での推移となっています。米利上げ観測が強まってはいますが、米長短金利差が縮小する「イールドカーブフラット化」の動きがみられます。短期債が目先の利上げ、金融政策に影響される一方で長期債は先々の景気の見方を反映します。金利差が縮小することは先行き見通しで低成長が続くとの見方になっていることを示すため、低成長下での過度な利上げ利上げは市場の警戒心を強めることにもなります。
【金標準先物 日足】
大阪取引所の金標準先物先限では本日6650円を下回ると陰転換することになります。MACDもデッドクロスしているためチャートは弱いとも取れますが狭いレンジの動きが続いており大きく流れが転換するといった展開にはなりにくいと考えます。むしろ遅行線と実線の交差、一目均衡表雲の抵抗等もありますので見極めが必要。CFTCでは1/25時点の投機筋ポジションが買い越し拡大し総取組高も57万枚となっていましたが、27日現在で54万枚台まで減少しており投機買いが一部剥がれたといった具合の下げになっていると思われます。月替わりでもあり明日以降の動きに注意するところでしょうか。【白金標準先物 日足】
国内外、200日移動平均線がきれいな上値の抵抗になっているようです。CFTC建玉明細を見る限りNY白金には新規買いの増加はほぼ見られず、売りポジションの買戻しが目立っていますので、あくまで白金はまだ自律反発の段階とみえます。レンジ内の攻防で推移し、ウクライナ情勢に注目しておきたいところです。
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