おはようございます。
米株式は3日続落。合意なき離脱への警戒感やコロナ感染者数増加による規制強化への懸念から欧州株が軟調。リスク回避姿勢が強まり欧州通貨安ドル高で迎えたNY時間では米株式も続落でスタート。NY連銀製造業景気指数、新規失業保険申請件数は予想を下回る内容で一時300ドル安まで下げましたが、売り一巡後は経済対策案合意が大統領選前は無理でもいずれ合意されるとの楽観的な期待も残っているようでやや持ち直しました。NYダウは前日比19.80ドル安の28494.20ドル、ナスダックは54.86ポイント安の11713.87で引けています。
バイデン陣営でコロナ陽性者が発覚、またEU首脳会議スタッフでも感染者が出るなど感染拡大の報道が増えてきています。また米ネット証券アプリ「ロビンフッド」でハッキング発生といった報道も。やや市場にはマイナス要因。
【NY金 日足】
今週は連日同じような材料で小幅なレンジ商いが続いています。チャート上も横這いの持ち合いの様相。テクニカル上、一目均衡表雲や遅行線からみれば上はあって1950ドル手前…。欧州や米国でも日に日にコロナ感染者の増加傾向が強まっており、これが株式市場の楽観ムードを冷え込ませつつあるような印象を持ちます。大統領選まで3週間を切りましたが、トランプ氏バイデン氏のどちらでも大型財政出動→量的緩和のシナリオが成り立ちますが、焦点は米議会上院の議席数といった見方もあるようです。現在過半数を占める共和党が過半数を維持できるのか?仮に民主党が上院で過半数を得て上下院民主党になってもトランプ氏は民主党政策の『大きな政府』寄りの財政案を喜んで取り入れる可能性があり、このことが市場で楽観視される要因になっているのかもしれません。【金標準先物 日足】
円建ても小幅持ち合い。材料に欠け新規の仕掛けも少ないムードです。今月当限10月限が整理されると5000円台前半で発会した限月は12月限のみ。先限8月限だけは7000円を経験していませんが、新規買いの勢いが出るにはまだ時間がかかるのではないかと考えています。財政出動&量的緩和は大統領選が決定してからと考えれば11/3投票後に期待が高まることになりますが、選挙結果がはっきりせずズルズル長引くことになった場合果たして財政出動がいつ発動されるのか?FRBは政権が決定せずとも新たな金融政策を打ち出すことができるのか?不透明感が漂います。上下ともに大義名分となる材料が欲しいところ…。欧州コロナ感染拡大が材料として市場に影響を及ぼしてくるかどうか。
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